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SACD2(個人的に好きなSACDソフトの紹介)

SONY SCD-1とSTAX SR-303とSRM-727Aなどで聴いている、個人的に好きなSACDのソフトの感想を、考えるまま思うままに書いていきます。時折普通のCDや他のシステムで聴いた感想なども書いていきますのでよろしくお願いします。

鈴木勲トリオ・カルテット/BLOW UP

鈴木勲トリオ/BLOW UP
(three blind mice MHCP10022)

 確か、たまたま新星堂へ行ったとき、「紙ジャケ再発オススメ」ということで売っていたので、そのとき2枚買ったうちの1枚です。SACDだったということは後で知りました。買った当時、私は完全に50年代60年代のジャズだけを聴き続けて、耳が固定化していたせいなのか、1回ほど聴いてからラックの肥やしになっていました。

 そして最近CDを整理していると、この紙ジャケットが目に留まり、再度聴いてみることにしました。SACDプレーヤーのSCD-1にセットするとSACDの表示が出ました。ここで「このディスクはSACDなんだ。」と気づき、1曲目を聴き終えたところで、ベースの音やらピアノの音にやられていました。なんという鮮烈な音とジャズ。

 私が今になってハマッてくるのは、ジャズを少なからず聴いてきて、多少は進歩したのか、それとも好みが広がったのか、何なのか、理由はまったく不明です。しかも、演奏もさることながらこのディスクは音が良いのです。自分が産まれるより前の録音なのに、こんなにも鮮烈な音を再現してくれるとは。他のクラシックやジャズの録音では、こんな音にめぐり逢うことは滅多に出来ません。

 これを当時2枚買ったのですが、紙ジャケシリーズで出ていたはずでした。それで、他の盤も聴いてみたいと調べてみると、みな絶版でした。あ〜。当時みんな揃えておけば良かったと少し後悔。しかし、シリーズを揃えて後で聴かないのは、さらに後悔していたでしょう。

 SACDに限らずレアなディスクは、耳聡くしておかなければ、逃してしまうことを知りました。そして、それを諦められない場合には、地獄?の中古屋巡りをしなければならないことも・・・。

(2010年03月03日)

MATTHEW WADSWORTH/MASTER OF THE LUTE


(Channel Classics CCS SA 24206)

 リュートのソロ作品です。私は、弦楽器で言えば、バイオリンよりギターの音色が好きです。どうもバイオリンは耳にきつく感じてしまいます。コンサートなどのバイオリンの音は好きなので、私のオーディオが未熟なのだと思います。(しかしSTAXでもきつく感じるのはどういうことだ?)とにかくギターの音色が好きなのですが、ギターソロのSACDソフトはとても少ないのです。

 ギターではなくリュートですが、ようやく探した一枚です。いままで、村治佳織さんや福田進一先生、木村大さんのアルバムを多く聴いてきました。それらは、聴きやすいアルバムが多いのですが、この作品は取っつきにくいところがあります。

 最初は、難しくて分からないのですが、何度か聴いていくうちに、闇から音と情景の輪郭が現れるように、聴こえてきました。この録音は日本のギタリストの多くのアルバムと比較して、オフマイクで録られているようです。このギターの音と演奏されたホールの響が重なり、空気にしみいるような感じがします。この録音を行ったホールの環境や、音そのものの豊かな表情がこのディスクからは聴き取れます。

(2010年03月03日)

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