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ジャズ喫茶ロストアンドファウンド2
(Jazz Coffee Lost and Found)


神奈川県川崎市麻生区白山のグリーンタウンにあるジャズ喫茶ロストアンドファウンド、最寄りの新百合ヶ丘駅からは若干遠い、住宅街の中にあるジャズ喫茶ですが、くつろぎながら、いいジャズを聴かせてくれます。ジャズが好きで、多摩の丘陵地と団地の風景に郷愁を覚える私は、通ってしまうのでした。

ジャズ喫茶ロストアンドファウンド(Lost and Found)訪問 6回目


(CONTAX T3)

 2009年の新年早々、新百合ヶ丘のロストアンドファウンドへ行きました。冬晴れで、関東地方は年末年始とも天気の良い日が続きました。正月ということもあり、グリーンタウンの商店街のお店がシャッターを閉める中、ジャズ喫茶だけがぽつんと店を開けていました。


(CONTAX T3)

 このジャズ喫茶へ来て、音の良さもさることながら、楽しませてくれることが他にもあります。その一つは、私の知らないジャズを聴かせてくれること。もちろん私のジャズへの知識が少ないということもあるのですが、知らなかったジャズを聴けるのは楽しいのです。

 新年初めての訪問でしたが、私以外にもお客さんが来ており、他のお客さんからおみやげまで頂いてしまいました。ジャズを2時間程聴いて、名残惜しくも店を後にしました。暇な私には珍しく、その後用事があったのです。

 さて、閉店まで居座り続ける目標は、次回以降に持ち越しです。

(2009年03月03日)

ジャズ喫茶ロストアンドファウンド(Lost and Found)訪問 7回目



 2009年5月上旬、ジャズ喫茶ロストアンドファウンドへ行きました。新百合ヶ丘の駅で降りると、連休中の晴れた日々が嘘のように雨が降っていました。店内に入ると、カウンター席へ座りました。店主によると、カウンター席に各ユニットの音が結ぶようにセッティングされているそうです。普段かなりデッドな環境でオーディオをしているので、よい響きが店内に広がっていました。



 一時期故障していたマッキントッシュのアンプも、直った様で真空管が灯っていました。新譜や普段聴かないジャズが鳴っていました。時折、オーディオマニアにはたまらないキックドラムや、ベースの音が出て来ます。気持ちの良い低音でした。

 ここでは、CDもLPも分け隔て無く再生されています。そしてCDとLPレコードというメディアの違いに関係なく、ジャズという音楽を楽しむことが出来ます。CDよりLPの方を上にみているオーディオマニアは多いのではないでしょうか?このように書いている私も、かつてはLPが出来ない劣等感や悔しさなどの感情を持っていました。しかし、今ではこのお店で、CDでもこれだけの音が出るではないか、と思うようになっています。

 自分のオーディオでも良く行くジャズ喫茶で、も50年代から60年代のいわゆるMordan Jazzしか聴いていないので、ここで聴くジャズは新鮮なのです。オーディオマニア御用達のリファレンスディスクのJennifer Warnes / The Well までかかったりします。店主がジャズと感じた音楽は容赦なくこのお店では鳴らされてしまうようです。確かにこのディスクは、先入観無しに聴けばJazzボーカルと言われても違和感は少ないです。

 いや違和感を抱かせる音楽の方がジャズなのでしょうか?

 店を後にしても、5月の雨は降っており肌寒い日でした。



(2009年06月06日)

ジャズ喫茶ロストアンドファウンド(Lost and Found)訪問 8回目



 2009年5月上旬、前回の訪問と間を空けずに、ロストアンドファウンドへ行きました。お店に入った瞬間少しハイが高いかな?と感じたところ、このところの雨続きでウーハーが満足に動かずに結果としてハイが上がったバランスと、店主がおっしゃっていました。紙で出来たウーハーコーンと響きの美しい木材で作られたエンクロージャーなので、とても湿度に敏感なようです。

 ということで、2台あるレコードプレーヤーは回ることなく、WADIAのCDプレーヤーが動いておりました。それでも、アランフェス協奏曲をベースで独奏しているジャズなどでハットさせられたり。(後日このSACDは入手してしまいました。)CDでも十分に楽しめました。


(BUSTER WILLIAMS GRIOT LIBERTE)

 レコーディング、ミキシング、マスタリング、アンプ、スピーカーと音のバランスを組み立てる要素は多々あります。しかし、その中でそういった個々の要素を別にして、CDというメディアは硬質感のある低音で、LPレコードやSACDだと低域が柔らかく出てくる印象があります。

 さて、次回このお店へ来られるのはいつになることやら。

(2009年06月06日)

ジャズ喫茶ロストアンドファウンド(Lost and Found)訪問 9回目

 8月中旬、新百合ヶ丘のロストアンドファウンドへ行きました。今年は例年のような、うだるような暑さがなりを潜めています。この日は久しぶりに晴れていたこともあり、気持ちよく出かけてみました。

 新百合グリーンタウンへ向かう途中の木漏れ日の道路が何とも静かな風景だったので、写真を撮ってみましたが、影と光のコントラストが見た目のように再現できません。写真の世界もハマリ出すと、オーディオと同様、泥沼に陥りますので、こちらは程々にしておいてます。



 新百合グリーンプラザがある団地の入り口です。駐車場にこれほど車が留まっていない状態を初めて見ました。お盆期間中なので当たり前なのでしょうか。

新百合グリーンタウン

新百合グリーンプラザ

 そして久しぶりにロストアンドファウンドへ入りました。このお店ではカウンター席に音が結ぶようにセッティングされているということで、最初はカウンターへ座ります。最近の天候不順でウーハーが鈍いのだとか。やはりJBLの紙のウーハーは湿度が命なのでしょう。カラッと晴れてくれなければ、本領を発揮してくれないようです。

 しかし、しばらくしてスピーカーの前の席に座ると、低音の量感が増えて「おお!」と感じてしまいました。スピーカーに近付けば、どちらかというと、低音より高音の音圧が高まるのですが、聴感ですと低域の量感が高まっている感じです。フロアの床から足を通じて音を身体で感じたり、色々と理由があるのでしょう。

 しかし、確かに店主が悩んでおられたように、前に座って量感は増えたものの、もう少し低音のキレが欲しいと思ってしまいました。しかし、相変わらず、ジャズを聴かずに音を聴いている、ジャズ愛好家にあるまじき?自分だなぁ、などと感じることしばし。CDやレコードをたっぷり聴いて、3時間半は居たでしょう。外も薄暗くなってきて、クーラーも効いて、コーンもこなれてこれからというときに、店を出ることになりました。

 閉店まで居座り続けるプロジェクトの達成はいつになることやら。

ジャズ喫茶ロストアンドファウンド

ジャズ喫茶ロストアンドファウンド

(2009年09月09日)

ジャズ喫茶ロストアンドファウンド(Lost and Found)訪問 10回目

 12月下旬年末、新百合ヶ丘駅から歩いてロストアンドファウンドへ行きました。途中リリエンベルグという洋菓子屋さんへ、焼き菓子でも買ってみようかと思って寄ってみたのですが、店の外にまでお客が列をなして待っている状態でした。

 新百合ヶ丘の住民は、私がスーパーでお菓子を買う感覚で洋菓子を買うのか。確かに新百合ヶ丘は閑静で高級な住宅も多いので、「普通の人がポテトチップスを買う代わりに洋菓子を買っているのか。さすが丘の上にすむ人は生活レベルが違う」などと思いながら、店の中へ入ると、焼き菓子はありませんでした。全品売れ切れでした。

 残念に思いながら、手ぶらで店を出てロストアンドファウンドへ向かいました。


(Lost and Found へ向かう途中の交差点:電線がないのですっきりしています)

 写真を撮ろうと思ったらデジタルカメラの電池が切れてしまい、肝心な写真が撮れませんでした。バッテリー不足の中で何とかシャッターボタンが押せたのがこの3枚です。

 ロストアンドファウンドへ着いて、前の椅子に座りました。スピーカーを見ると、赤坂工芸音研のステッカーが貼ってありました。低音が足からも伝わってきました。これによってガラードのプレーヤーがハウリングを起こしたのは納得できました。そして、ガラードのレコードプレーヤーはラックから消えて、代わりにLINN LP12が置いてありました。

 ウーハーユニットのfoとダクトのfbを合わせたのか、それとも他に何かしたのか謎でした。低域だけではなく、ビブラフォンの音も本物かと見紛うばかりの音でした。が、店主はまだ納得がいかないようで「今日の音は70点。」などとおっしゃいます。こうして、私の耳が悪いのがばれてしまうわけです。


(団地)

 店主が、LINN LP12のプレーヤーを触ると、サスペンションが利いていました。車やバイクでもないのに、あれだけサスペンションが利いているとは、アナログレコードをしていない私には驚きでした。となりのEMTは堅牢さのカタマリで、リジッドに見えましたが、こちらも足元にはサスペンションが入っていました。こうして、レコードプレーヤーの奥深さを、ほんの少し知りました。

 これは音が変わる要因がたくさんありすぎだと思うのです。私なんぞが手をだしたら、泥沼にハマッテ抜け出せなくなることが必死です。SACDにしておいて、よかったと思うのです。(本当に良かったのか?)これを見ると、デジタルのCDプレーヤーやSACDプレーヤーも、LPレコードには及ばないものの、回転している限りは同じような影響があるのだろうと思いました。


(閉店したユリストアー)

 この店には、私の知っている盤がかかることはまず無いのです。なので、自分のシステムの音と比較して打ちひしがれることがありません。3時間程ジャズを楽しんで店を出ました。ところで、あの巨大なネットワークボックスの中には、巨大なコイルとキャパシターでいっぱいだと思うのです。そこへ、もうすぐ50年になろうかというこの店のMcIntoshの真空管アンプが、電流を毎日毎日流し続けるのはなんと大変なことだろうと思いました。

(2010年02月02日)

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