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徒然雑記・散歩その9

内容を特に限定しない雑文などを書いていきたいと思います。更新は不定期ですが、よろしくお願いします。

トランヴェール6月号(東北、ジャズに酔う旅)

 「新幹線の無料冊子にジャズの事が載っているよ。」と、新幹線通勤している友人に教えられ、お願いして、もらってきてもらいました。中身はフリーペーパーとは思えないほど、充実した内容でした。

トランヴェール 6月号

トランヴェール 6月号 渡辺貞夫

トランヴェール 6月号 渡辺貞夫 菅原正二 対談

 日本のジャズマンとして初の紫綬褒章受章を受章された渡辺貞夫先生と、ジャズ喫茶ベイシー(Basie)店主の菅原正二先生との対談。そして東北各地にあるジャズ喫茶の紹介などが、詳しく載っていました。渡辺先生のベイシーでのライヴの写真も載っておりました。客席にいた私が写っていなかったのが残念でした。(笑)私がライヴへ行った日の写真は使われなかったようです。

 この誌面で、「家で少しでも良い音で聴くにはどうしたらいいのだろう。」との質問に、菅原先生は、「いい音を求めるなら、部屋が良くないと始まらないんだけれどね。装置に関しては、俺も何がいいかは分からないんだよ。これが絶対というものはない。例えば、大金をつぎ込んでターンテーブルを買えば音がよくなるかというと、そうじゃない。だから、メーカー品のうまくできたものを選べばいいんだよ。あとは全体のバランスをうまく取ること」と部屋の重要性を指摘しておられました。やはり部屋とバランスはコンポネントかそれ以上に重要なのだと再認識しました。

 また、私の知っている東北のジャズ喫茶が取り上げられていなかったのは少々残念でしたが、逆に知らなかったジャズ喫茶もあり、パラゴンを鳴らす奥州市のジャズ喫茶ハーフノート(Half Note)や、同じ奥州市のクレッセント(Crescent)には、機会を作り行ってみようと思います。

 また、私は仙台にあるジャズ喫茶は、カウント(Count)しか知りませんでしたが、他にもいろいろと誌面に載っており、仕事で出張した折などに、巡ってみようと思います。この雑誌を見て、また楽しみが増えました。ただ、最近は、仕事が忙しいのは相変わらずなのですが、休日もモノ作りにも没頭しているので、時間を作るのが少々大変です。

参考引用文献:トランヴェール6月号

(2008年07月01日)

岩手宮城内陸地震

岩手宮城内陸地震 自衛隊 ヘリコプター

 トランヴェールを見て、東北ジャズ喫茶巡りをしようと思っていた矢先、岩手と宮城の内陸部、栗原市や一関市、奥州市を中心に震度6強の地震が発生しました。私自身も震度6の地震を体感するのは、これで3回目です。しかし、震度の割に周波数が建物には良かったのか、建物そのものが倒壊したところは少ないようです。

 そして被災箇所の写真などを見ると、日本最大級の土砂の陥没が栗原市の荒砥沢ダムの上流域で起こっていたのでした。また駒ノ湯温泉は土石流で流され、多くの人命が失われ、栗原市花山や栗原市栗駒の宿へ泊まっていた観光客の方々は、途中の道路が土砂崩壊で寸断され、ヘリで救出されていたようです。特に、土砂の陥没箇所は私自身も、ニッコウキスゲが咲き乱れることで有名な世界谷地への近道として、何度か車で通っていたので、その写真から見る変わり果てた姿に、何とも言葉に言い表せない感情を抱きました。

 とりあえず自分の住んでいるところは震度6弱だったものの、オーディオが吹っ飛ぶこともなく、スピーカースタンドも重量級でかつ底板の面積が大きく作り、スタンドとスピーカーをネジで結合しているので、愛用しているVictor SX-500DEが倒れることもありませんでした。そして、作業場として借りているところへ行ってみたものの、特に被害などはありませんでした。今回の地震の影響と被害は非常に狭い範囲だったようです。

 途中何度も自衛隊の復興支援の部隊や、各地の消防局の応援隊、そして各県の応援の警察機動隊の車両が、被災地へ向けて走っていくのを見ました。何とも心強く、胸が熱くなる光景でした。

 普通に衣食住を満たされた生活を送り、ジャズ喫茶や自分の部屋でオーディオで音楽を楽しむ。そんな普通のことが、実はとても貴重で、地震大国日本においては、実に儚い土台の上にのっていることなのだと、あらためて思いました。この地震で亡くなられた方々、残された遺族の方々。そして傷ついた方々。多くの財産を失ってしまった方々。何ともかける言葉が見つかりません。

 ジャズ喫茶ベイシーや、行こうと思っていた奥州市のハーフノート、クレッセント、ロイスなど、復旧は大丈夫でしょうか。それぞれのジャズ喫茶が音を取り戻すのには、しばらく時間がかかるのではないかと思います。

 そして近いうち、宮城県沖地震が起きると言われています。東海地震や、関東に大震災なども、いつ起きても不思議ではありません。関東、東海、関西圏で同様な大規模な地震が起きれば、その地域の被害はとてつも無く甚大になり、国家の枠組みさえ、崩れてしまう程の脅威なのです。食糧とエネルギーの大部分を他国からの輸入に頼っている日本はまさに瓦解してしまうでしょう。最悪のシナリオを常に想定して、国家や企業、個人は生きていかねばならなりと強く思いました。

(2008年07月01日)

カフェもりそん(CAFE MORRISON)訪問(岩手県一関市)


(CONTAX T3)

 2008年6月の下旬、一関にあるカフェもりそんへ行きました。一関にはベイシー、ロイスがあるのは知っていたのですが、トランヴェール6月号を見て、もりそんなるカフェもあるということを知り、行ったのでした。店内は杉材を使った内装で、落ち着いた造りです。店の奥に、レンガで積まれた台の上に、石板と金色のインシュレーターをかいして、ジンガリのスピーカーが置かれています。

 音量は、小音量で会話の邪魔になることは全く無く、独りジャズを聴きたい者には少々集中して耳をすます必要があります。音はCDのようですが、何の不満も無いと言いたい所ですが、今、気力体力が充実している私には、少々物足りなさを感じました。ボリュームをクイッと回したら、いったいどんなジャズがなり出すのでしょうか。

 このお店には駐車場もあります。同じ一関のベイシーへ車で行くと、通りの向かいにある地主町市営駐車場に止めなければならない事を考えると、お得です。

 このジンガリのスピーカーも詳細は知らないのですが、木の円形ホーンが綺麗です。そして高能率のスピーカーなのでしょう。大出力アンプ全盛の今にあって、スピーカーの能率はさほど問題にならないのかもしれませんが、やはり小さな電圧で大きな音が出るというのは、直感で考えて良いことなのだろうと思います。

 ベイシーの轟音で、耳をやられてしまった方々には、このお店で、おいしいコーヒーを味わいながら、耳を休め、物思いにふけったり、相手との会話を楽しんだり、本を読んだりしながらジャズを聴くのも良いかと思います。

 常連のミュージシャン?の方でしょうか、来店され、譜面を見て打合せをしています。譜面を見ながら議論できるとはうらやましい限りです。私など譜面を見ても、何一つ頭に音楽が流れない悲しさです。音楽は聴く楽しみもありますが、演奏する楽しみも格別だと思っています。

 私は楽器は出来ませんが、耳で覚えたメロディーを歌うことはできます。中学の頃、合唱を熱心に行う学校だったため、合唱の練習に明け暮れていたことを思い出しました。卒業の時の「お別れ音楽会」では、学年の前(240人くらい)で、友人と二人、「Moon River」を歌いました。彼はハモりが上手かった。ピアノも習ったことも無いのに、中学から独学して、ショパンの練習曲「別れの曲」を弾いてしまう程でした。そんな奴でした。彼は今、弁護士になっているらしい。同じ曲を歌ってバカばっかりやっていたのに、今は随分と違った人生を歩んでいるな、と思いました。

 帰り際、もりそんさんのマスターを見ると、コーヒー豆をピンセットを使って選別しています。私も昔、祖父母の家で、何かの種を選別する内職を手伝ったことはありますが、まさかコーヒー豆を選別しているとは、思いもよりませんでした。いつもの事だそうです。カフェインをなるべく摂らない様にしている自分ですが、このときばかりは、コーヒーを味わいたかったと思いました。

(2008年07月01日)

 追記:そういえば、確かジャズ喫茶ベイシーの菅原正二店主も、レコードの針を新車一台分買い求め、使えるのは数本というように選別しておられるようです。菅原店主の新車一台分とはキャデラック?と考えると500〜600万円ということになりますが、それが事実ならば、私は驚嘆するのみです。針を一本一本カートリッジに差して、レコードをかけ、音を聴いて選別するのでしょうか。それとも見た目である程度分かるのでしょうか。もりそんのマスターといいジャズ喫茶ベイシーの店主といい、一関には非常にこだわりを持った人が多いということが分かりました。

(2008年07月21日)

水性ボールペンTOMBOW ZOOM 505bw

 買ってから、10年以上?は愛用してきた、水性ボールペンが、ついに壊れてしまいました。リフィル(替え芯)を交換するために、ペンの本体がネジ状になっている所を開けなければならないのですが、そこの部分がバカになって、ネジ止め出来なくなりました。修理に出そうか?とも考えましたが、十分耐用年数は過ぎたと思いますし、2,000円で新品が購入できるので、修理は諦め、新しいものを買うことにしました。

TOMBOW ZOOM 505bw

 そして結局、10年前に買ったモノと、まったく同じ種類の水性ボールペンを求めました。これでまた、10年以上は、使えると思います。しかし、ペンなど、すぐに新製品が出ては消えていき、旧い製品を持っている人は、リフィルの交換すら出来なくなることも珍しく無い文房具の業界で、TOMBOW社のこのZOOMシリーズは、未だに同じ製品を売っており、リフィルも、インクやペン先を少しずつ改良しながら、売り続けているというのは、非常に希な製品だと思います。

(2008年07年21日)

CONTAX T3

 このコンパクトカメラもずいぶんと長い間愛用しています。これは、最初に勤めた会社で、最初に出た給料で買い求めたことを今でも覚えています。私がこのT3を買い求めた時は、フィルムカメラ末期の隆盛期で、このT3の他にも、MINOLTA TC-1、RICOH GRなどの魅力的な、単焦点コンパクトフィルムカメラがありました。本当は、TC-1が欲しかったのですが、私には少々高額すぎて、分不相応な買い物かなと考え、T3を買いました。

京セラ CONTAX T3

 ほとんど市場のフィルムカメラはデジタルカメラに代わっていきましたが、フルサイズCCDを搭載した、高級一眼レフデジタルカメラはともかくとして、コンパクトなデジタルカメラならば、未だフィルムカメラの方が写りが良いと感じているので、被写体に応じて使い分けています。重要な写真や記念になる写真はこのCONTAX T3で撮っています。

 手に入れた頃は、フィルムに傷が付いたり、今でもときおり、レンズバリアーがかんでしまって、レンズが沈胴しなくなったり、電池は満量あるはずなのに、電池切れの表示を起こして、シャッターが切れなかったりと、いろいろ手間がかかるカメラですが、やはり重要な写真はこのカメラでこれからも撮っていきたいと考えています。

 ただし、心配な事もあり、このCONTAXを製造した京セラ社が、完全にカメラ市場から撤退してしまい、遅かれ早かれ、将来的には補修修理が出来なくなることです。これは残念でなりません。

 その時は、そうなったときに考えることにします。

(2008年07月21日)

ジャズ喫茶エルビン(ELVIN)訪問(宮城県登米市佐沼)


(CONTAX T3)

 2008年6月の下旬に、ジャズ喫茶エルビン(ELVIN)へ行きました。しかし、佐沼の街は、凄い変わりようです。ついこの間まで水田だったところが、大型ショッピングセンターの集合体になっていたり、街道沿いに次々と店が開店や閉店を繰り返していたり、時代の流れに乗るということは難しいことなのだろうと、つくづく思い知らされます。

 トランヴェール6月号に記事が掲載されてから初めての訪問です。音量は気持ち抑えめです。

 ところでサックスなどの楽器の音が、左か右のスピーカーのみから出るレコードが多いのは何故なのでしょうか。分かりません。

 Somethin' Eles という名盤がかかります。トランペット、すべてが良いです。John Coltrane / My Favorite Things のレコードも耳に馴染んだレコードですが、良い。そして最後は Art Pepper Meets The Rhythm Section がかかります。さすがに名盤と呼ばれ語り継がれるだけのレコードです。何度聴いても飽きることがありません。

 季節はもうすぐ梅雨だというのに、ここではカラっとした空気を感じることができました。

(2008年09月21日)

コイズミ無線訪問

 2008年8月中旬、秋葉原に寄ったついでにコイズミ無線に行ってみました。いままでは、ミツウロコビルに本店があったのですが、本店が移動ということで、どのような店舗になっているのか興味がありました。最初は、コイズミ無線のホームページの略図を覚えておけば、簡単に辿り着けると考えていたのですが、見つかりません。そして、さまようことしばし、ようやくコイズミ無線の新しい本店に着くことができました。

 店舗が入っているのはペンシルビルですが、外装は白くきれいにまとめてあり、店内も秋葉原の雑多な電気パーツ屋とはもはや異なり、非常にシンプルでキレイにまとめている感じです。コイズミ無線さんは、個人的によく利用するお店なので、これからも繁盛して欲しいものです。


(CONTAX T3)

 ところで、マルデンとは何でしょうか。

コイズミ無線

(2008年09月21日)

クラシック音楽と珈琲の店クライバー(kleiber)訪問(仙台市青葉区)

仙台メディアテーク
(CONTAX T3)

 仙台で用事があったので午前中に片付け、仙台メディアテークで好きな雑誌や本を読んでから、午後にクラシック音楽と珈琲の店クライバー(kleiber)へ行きました。仙台メディアテークから通りをはさんですぐのところにお店はあります。久しぶりです。天気は曇天で、定禅寺通りの並木の緑も濃い色でした。久しぶりにお店に入りましたが、お客は自分も含め4人でした。

珈琲とクラシックの店クライバー
(CONTAX T3)

 この喫茶店では、クラシックを聴きながら、自分の考え事を整理できるので、気に入っています。普段は禁煙、禁酒、禁カフェインを貫いている私ですが、このお店に珈琲以外の飲み物はありませんし、せっかくの美味しい珈琲なので、ここに限っては禁カフェインを破って、珈琲を美味しく頂くことにしています。珈琲と一緒にチョコレートパンケーキとクッキーも注文してみました。

 ごく希にしか飲まなくなった珈琲と、クッキーなどを美味しく味わいながら、クラシックに耳を傾けます。そしていつも持ち歩いているツバメのノートにトンボのボールペンで、思った事、考えついた事を書いていきます。本当にくつろいだ空間で、振り返ることが多いです。

 ソナスファーベル(Sonus Faber)のクレモナ(Cremona)から流れてくる音楽に耳をすますと、いつもの事ながらため息がでます。私が愛用しているスピーカーのビクター(VICTOR)SX-500DEが軽い音とすれば、このスピーカーから流れてくる音楽は極めて濃厚で滑らかだと思いました。壁に立てかけてある絵も、毎回来る毎に少しずつ変わっていて面白いです。音楽に絵、文学、いろいろとありますが、これらは自分の想像をとてもかき立ててくれる要素だと思っています。

 私にとって、音楽を聴き、絵を見て本を読むということは、とても大切な時間です。しかし時間は有限なのです。その有限の時間もあとどれくらい残されているのか自分には全く分からないのです。結構長い有限の時間かも知れませんし、短い時間かも知れません。それは誰にも、その時になってみないと分からない事です。

珈琲とクラシックの店クライバー
(CONTAX T3)

 そして、労働者として働いている自分に与えられた自由な時間というのは、あまりに少ないことに気づかされます。ですから、私は部屋にテレビを置いていません。テレビも所有していません。それにこれからもテレビを所有するつもりもありません。テレビから得られる価値と、テレビを見ることによって失われる自分の時間を天秤にかけ、テレビは私にとって見る価値の少ないものと判断しています。

 テレビ番組のほとんどが価値の無いものだとの判断しています。テレビのある実家へ帰省した際に、テレビ番組を見ると、あまりの程度の低い番組だらけで呆れてしまいます。そしてその程度の低い番組すら、つい見てしまっている自分にも呆れるわけです。だからテレビはいらないと思っています。もちろん感動させてくれる番組は極わずかにありますが、テレビを家庭から無くしたら、多少なりとも世の中が良くなるのではないか、とさえ思っています。

 宮城県民会館の隣りの建物の地下一階にクライバーはあります。仙台にお住まいの方、そして仙台へいろいろな用事で来られる方々は、クライバーで珈琲とクラシックの音楽を楽しまれることをお勧めします。スターバックスなどのインスタントチェーン店などでは味わえない珈琲と時間を味わえるはずです。

定禅寺通り
(CONTAX T3)

 さて、あれの仕上げはどうしよう、とか。いろいろな人との出会い、別れ。親しみを感じたり、怒り、憎しみを抱いたり。仕事に忙殺される状況があり、そして自分の信条があり、組織の理論としがらみがあり、何を大切にしていこうか、仕事以外で自分には何があるのか。クラシックを聴きながら考えることが多いです。

クラシック音楽と珈琲の店クライバー(kleiber)

(2008年09月21日)

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