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ジャズ喫茶カウントへの訪問記録3

Jazz Spot Count 11回目(2008年03月中旬)

 仕事の都合で仙台へ行った帰り、ジャズ喫茶カウントへ寄りました。店内は金曜日もということもあってか、少しにぎやかです。ジャズのレコードが次々とかかります。楽しい感じの曲が多いように感じました。

 音は温かく、中域にコクがあります。ピアノの音がスパーンと飛んで来ます。なぜこの音楽ジャズに惹き付けられるのだろうかと、考えてみるも、さっぱり分かりません。オレンジジュースを飲みながら、分からないことは考えるのを止めようと思いました。

 このカウントやベイシーで、当たり前のように聴いているこの音を、自分の小さなスピーカーから再生させるのが、いかに難しいか。難しいというよりも、無理といった方がいいのかも知れません。仙台でこうして500円玉1個で、ジャズのレコードを聴ける嬉しさ、これがいつまでも続きますようにと祈りました。

 世の中にはいろんな人がいます。強い人、弱い人、優しい人、誠実な人、私は、私自身がいかに弱い存在であるかを思い知らされています。さらに悪いことは、自分の使命にすら不誠実な時があるという点です。同じ過ちを繰り返すのが人間ならば、過ちから学ぶのも人間です。改善しなければならないと、ジャズを聴きながら、自分の仕事を振り返りました。

 過去の偉大なジャズジャイアンツで、麻薬に溺れた人は多かったでしょう。それでも、神がかった演奏をレコードに残してくれていたりします。いったいそのとき、演奏者はどんな気持ちで音を刻んだのでしょうか。ジャズのレコード、いや全ての音楽を聴くとき、その演奏者なり作曲者の想いや、叫びといったものを感じ取りたいと思っています。

 そして、そのときの自分の気持ちと音楽の波長が合ったとき、音楽から大きな力をもらうことが出来ます。今、私はジャズがこの上なく愛おしいと思っています。

 最終の新幹線で家路に着きました。

(2008年04月21日)

Jazz Spot Count 12回目(2008年8月下旬)

 クラシック音楽と珈琲の店クライバーへ行った後、これもまた久しぶりにジャズ喫茶カウントへ行きました。本当に久しぶりです。今までは仕事の出張でちょくちょく仙台へ来ることがあり、そのついでに立ち寄ることができたのですが、最近は仕事で仙台へ行くことが少なくなりました。

 久しぶりにカウントの店内に入ると、カンター席に置いてあった「ベイシーおじさん」の置物が無くなっているのに気付きました。どうしたのだろうと店主に聞くと、アルテックA5の間にちゃんと置かれているではありませんか。いままでスピーカーの間に置かれていたテレビが撤去され、代わりに「ベイシーおじさん」人形が置かれることになった様です。



 よく「ベイシーおじさん」の置物を観察してみると、お賽銭が積まれているではありませんか。日本では、仏像の神様仏様などに賽銭を置く習慣があります。もう故カウント・ベイシー先生も、日本のジャズファンの間では神様仏様のような存在になっているのでしょう。

 この日は2時間も長居してしまいました。そしてこの日はレコードだけでなく、CDも聴かせて下さいました。CDの音も良いではないか、というのが率直な感想です。オーディオ装置のある方を見ると、アキュフェーズのCDプレーヤーと、外観からは全くどこのメーカーのモノかも分からないアンプが見えます。ジャズはまたクラシックと違った良さがあります。クラシックを聴くと、つい過去を振り返ったり、自省してみたりするのですが、ジャズはリズムと音に身を任せていれば、もやもやとした感情から解放してくれます。

 しかしこの日、東北仙台はまだ8月だというのに、肌寒い日でした。もう夏が過ぎてしまったのでしょうか。何とも季節や時が進むのは早いものだと感じました。

(2008年09月21日)

Jazz Spot Count 13回目(2008年10月上旬)

ジャズ喫茶カウント
(CONTAX T3)

 ジャズ喫茶カウントへ来る。広くない店内はお客でいっぱいで、ジャズ喫茶ではなかなか見られない光景です。仙台のオフィス街と歓楽街の中間にあるこのジャズ喫茶には、ちょうど仕事帰りのサラリーマンが聴きにきているのだと思います。

 目をつむって無心にジャズを聴いている風な方もいれば、本を読んでいる人、マスターと話しをしている人もおり、なんともよいくつろいだ空間です。

 私は、アルテックA5の右スピーカーの正面に座っていたので、まさにジャズの音を浴びている状態でした。超高域も超低域もこのスピーカーからは出ていないのでしょうが、ジャズをレコードをここで聴くのには満足です。

 アートペッパーの明るい、真夏のような曲がかかりました。こんな曲のような夏らしい夏を今年も過ごさずに、それは過ぎ去っていってしまったなと考えました。白い砂浜、青い太陽と海、照りつける太陽、うだるような暑さ、そういう夏の季節感を感じることなく過ぎ去ってしまって、なんとも寂しい限りです。

(2008年11月11日)

Jazz Spot Count 14回目(2009年02月下旬)

 久しぶりに小用で仙台に用事があったので、カウントへ寄ってきました。相変わらずのアルテックA5のスピーカーと店内です。私はこのお店の常連とまでは全然いっていないのですが、このジャズ喫茶で好きなところがあります。音や店主のお人柄はもちろんなのですが、いつも違うレコードをかけてくれること。そしてそのレコードのジャズがとてもイイジャズなことです。誰でも知っている名盤ではなくとも、耳を傾けていると、心のどこかがはじけるようなレコードをかけてくれるのです。選曲の妙と言いましょうか。

 この日はレコード3枚ほど聴いて店をでました。多分私がジャズ喫茶にいった中で最短滞在時間だったと思います。その後、用事があったものでやむを得ませんでした。私は今まで最低1時間から1時間半は粘り居座り続ける、ジャズ喫茶にとっては悪魔のような客?でしたので、この日は、通常の客だったと思います。

ジャズ喫茶カウント jazz spot count

仙台一番町 ディズニーストア
(仙台っ子の間では、よく待ち合わせの場所に使われる一番町のディズニーストア前。)


(シャンパンタワー?初めて現物を見ました。)

(2009年03月03日)

Jazz Spot Count 15回目(2009年07月下旬)

 ずいぶんと間をあけてしまったものです。仕事で仙台に出張があった帰り、久しぶりにカウントへ行きました。そもそも最近は、前に比べジャズ喫茶へ行く頻度が低くなっている状況です。仙人生活など色々と要因はあるのですが、これはいけないと思うことしきりです。

 仙台の夏はそれほど暑くないのですが、やはり街を歩くと汗ばんでくるものです。私は学生時代では歩く速さが時速6kmくらいでした。ところが社会人で歩かない生活を送っていると、やはり身体も退化してくるようで、今は昔ほど速く歩けません。また、昔は一日中歩いても平気な体力があったのですが、今ではその頃の体力はなくなってしまいました。

 ということで、久しぶりにカウントへ入ったのですが、いつもと変わりなくアルテックA5が鎮座しておりました。そして、あいまいな自分の記憶のとおりのジャズでした。この日は時間がなく、レコードを4枚程聴いて店を出ましたが、久しぶりのジャズ喫茶と、カウントに満足して店を出ました。

 そういえば、ジャズ喫茶ベイシーでは、8月14日と15日に、大御所のハンクジョーンズ(Hank Jones)先生を迎えてライヴをするそうです。レコーディングもされ、その模様はCDで発売されるそうですが、なんとガラス製のCDで5万円也。残念ながら買えません。5万円のCDならライヴに行った方が良いかとも思ったのですが、こちらも日程的に都合が付かず諦めました。世の中難しいものです。

(2009年08月08日)

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