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SCD-1とSTAXとSACDと1

SONY SCD-1とSTAX SR-303とSRM-727Aオーディオ装置と、SACDのソフトの感想を、考えるまま思うままに書いていきます。時折普通のCDや他のシステムで聴いた感想なども書いていきますのでよろしくお願いします。

SONY SCD-1

 まず最初に私がSCD-1を選び導入した理由を書きたいと思います。何しろCDはCECのTL51XZ、SACDはSONYのSCD-XE600で満足と、以前にこのサイトに書いていたのにもかかわらず買ってしまったからです。



 最初の理由は、CDの音に限界を感じてしまったというのがあります。いろいろな所へジャズ喫茶巡りをしてみて、そして私の持っているCDと聴き比べてみて、CDはLPに音質で負けている、と確信に近い想いを抱いたためでした。このサイトをご覧になっている方の中には「いやいや、CDもLP以上に良い音がしますよ。」と思われるかも知れません。しかし、それがLINNのCD12とか、Esoteric P0 + dCSのD/A converterなどからしか出てこないのであれば、私にとって意味が無いわけです。何せ高価過ぎて手が届かないのですから。

 ですから、そこで選択肢は2つありました。LPをやるのか、それともSACDをするのか。私自身オーディオマニアを自認はしていますが、さすがに今更LPをやる気は起きないですし、LPでもそれなりの音を出そうと思ったら、これもまた大変な投資が必要な世界が待っているからです。と言うことで、消去法ということでは無いのですが、新技術の可能性に掛けて、SACDをやっていこうと決めたわけです。



 何しろ、CDのPCMの概念図よりもSACDの1 bitのパルス波で記録するという概念の方が、音波そのものの粗密波を、個人的に想像しやすいというのがありました。それで、SCD-XE600というプレーヤーでSACDのソフトを何枚か聴いたのですが、その価格にもかかわらず、とても可能性を感じさせる音で鳴ってくれたのです。しかし、それは今友人へ贈ってしまったので、今はもうありません。

 また、SHARPのDX-SX1とSM-SX1の1 bit専用端子接続の音も、実家へ帰った折り、SACDで聴いています。この音は何の不満も感じさせない、低域はしなやかで、高域は限りなく透明でSACDの持つ能力を存分に聴かせてくれていると思っています。しかしSHARPのこのコンビは2台で1セットのようなものですから、SACDをSTAXで聴くために、実家からDX-SX1だけ持って来ようとは思いませんでした。それで新しいSACDプレーヤーを探そうと思ったのです。


(ディスクスタビライザーにはセイシンのDS-SCD1を使用)

 本来ならば、どこぞのオーディオショップであらゆるSACDプレーヤーを比較試聴の上、このSCD-1に決めたと、書きたいところなのですが、実際はまるで違います。まず予算に制約がありました。個人的には興味があったのですが、いくら何でもEsoteric のハイエンドモデルや、EMM Labのモデルは、いくら音が良かったとしても、悲しいかな買うことが出来ません。いや買うことはできますが、分不相応な買い物はしないことを信条としていますので、選択肢にありませんでした。

 そこでいろいろと調べ、SONYのSCD-1とSCD-777ESを検討することにしました。なにせSACDの規格を作った会社のプレーヤーですし、両者ともSACDの規格が出来上がった当初に発売され、今では中古でそれなりの値段はしますが買うことができます。

 またSONYのSCD-1は、私がSTAXの使いこなしで大変参考にしているサイトSTAX Unofficial Pageのmo様がかつて使用されていたプレーヤーですし(mo様は、SCD-1の後、同じくSONYのSCD-DR1から、EMM LabのDCSD+DCC2のプレーヤーへと変更されています。)、確か無線と実験誌に、これもまた個人的に録音評を大変参考にさせていただいている山口孝先生が、「SACDプレーヤーは今まで20機種近く聴いたが、SCD-1に及ぶものはない。」というような文章を読んだためでした。SCD-777ESは、SCD-1とメカニズムが同じで非常にC/Pが高いと考えたからでした。



 SCD-1とSCD-777ES両者の中古価格とデザインなどを検討し、結局SCD-1にすることにしました。こちらを選んだ理由は、やはりSACDの規格が出来上がった当初の1号機で、かつSONYの当時の旗艦モデルであったこと、そして色が個人的好みのシルバーだったからでした。そして、いくつかの販売店を探し、状態の良いと思われるSCD-1の中古品を、ボーナスをはたいて(涙)買ったのでした。

(2007年08月02日)

SONY SCD-1の音

 問題なのはSCD-1の音です。前段で色々理由をつけてはおりますが、結局の所、試聴もせずほとんど直感で買ってしまったわけですから、家に持ち帰り、自分のシステムで好きなソフトを聴いたところ、全然好みではないということも考えられた訳です。

 中古品ですからエージングは不要です。ピンケーブルにmogami 2803をプリメインアンプEx-pro Valve 300へつなぎ、スピーカーはVICTOR SX-500DEで試聴してみました。スピーカーケーブルは、オーディオFSK.。電源ケーブルもオーディオFSKの電源コードです。



 私の心配は杞憂でした。一聴して、音楽的な素晴らしさ、芸術性を存分に聴き手へ伝えてくれるプレーヤーだと確信しました。この驚きは、私が初めてSTAXのイヤースピーカーを聴いた時や、AVフェスタにて富士通テンのブースで、TD712によるマルチチャンネルのデモを聴いた時以来の衝撃と言ってもよいものです。

 まず、低音が尋常でなく出てくるのです。SX-500DEという20cmウーハーのスピーカーに、まるでサブウーハーを足したかの様な低音が、最初の一曲目から出てきたのには驚きました。ただ単に量感があるのではなく、低音の輪郭が曖昧でなく、正確に音程を刻んでいるのです。今まで聴いてきたプレーヤーは何だったのだろうという疑問も出てくるほど、音楽性や芸術性を語る前に、周波数特性があまりにも今まで聴いてきた他のプレーヤー(CEC TL51XZ、SONY SCD-XE600など)と違うのです。この違いは同時に比較試聴などしなくても、記憶の音と比較しても一発で分かる程の差異なので、非常に驚いたわけです。

 低音ばかり出ていても、その他の音楽性や芸術性が十分に伝わらないのでは意味がありません。そこで私の愛聴盤の数枚、時間をかけて十分にSCD-1の音を聴き、加えてSTAXのイヤースピーカーに接続してさらに音を聴いてみました。その結果SACD 2chについては、非常に正確で情報量が多く、冷静でありながら非常に濃密な音楽表現をしてくれることが分かりました。CDについても、SACDよりもやや低域が堅く、高域についても滑らかさが足りない感じがするものの、CDそのもののフォーマットを正確に描写し、これはこれで何の不満も無い音楽だと確信しました。

 SCD-1の音は非常に冷静な音です。ところがその冷静さが音の薄さや、あっさりとした感触につながることなく、音楽の持つ濃密な感触や、極めて微音の描写も正確に描き出す感があり、TL51XZのような”ある一点について非常に滑らかな感触を感じる”などの特質は持たなくとも、極めて均質でソースの持つ情報量をそのまま音に出しているという印象を持ちました。

(2007年08月02日)

SCD-1とDAP-777

 SCD-1の音質は、私が想像していたものを遙かに超えるもので、自分の今までのオーディオ人生(そんなに長くはないですが)を振り返ってみて、大きな心の一部分を占める程の出会いだったと言ってよいでしょう。SACDの2chが特に素晴らしいのですが、CDの音質もこれまで愛用してきたCECのTl51XZよりも正確な音を出し、ややもすると面白みに欠ける音を出すのかとも思えば、そうでもない音を奏でてくれるのです。

 ここで一つ実験をしてみました。SCD-1のデジタル出力を、D/A converterであるReimyoのDAP-777へ入力し、聴いてみるということです。まがりなりにも、今までは、デジタルエラーを出さないようにするには少々神経質だった、TL51XZ+DAP-777ですが、その音質は限りなくアナログの様に滑らかで、私の愛聴盤をなかなかの音質で鳴らしてくれていたではないか、と思ったからです。ここで、ことごとくSCD-1に負けたのでは少し悔しい気持ちがありました。



 この結果もまた個人的に驚くべきものでした。「トランスポートで音が変わる。」これは、一般的に言われていることですし、私個人も、かつてTL51XZとSCD-XE600のトランスポートとして使った場合の音の違いを確認していましたし、また、TL51XZではAES/EBU、デジタル同軸、光TOSlinkの違いまで確かめ、デジタルの伝送方式の違いでも音が変わることを確かめていました。

 しかし、SCD-1のデジタル出力をDAP-777につないで、出てきた音は、今までの様な、集中してようやく違いの分かるレベルや、同時比較して分かるレベルを超えていたのです。なにせこれも周波数特性からして変わってしまったのですから。DAP-777を通した音は、まるでSCD-1のアナログ出力から出てきた音のように、尋常ではない低音が出てくるのです。

 今まで聴いてきたのは低域の輪郭を聴いてきたのであって、今本来の低域がようやく姿を現したといっても過言ではないと思います。しかし、同じデジタルデータを出力しているハズのトランスポートの違いによって、こうも音が変わって良いものかとも思います。

 そして、注目のSCD-1とSCD-1+DAP-777のアナログ出力の違いですが、両者とも非常に近いものがあり、ブラインドテストで聴き分ける自信はないのですが、注意深く時間をかけて試聴した結果、周波数バランスや両者の音楽的再生の差というものは、ごく僅かにDAP-777を通した方が音の周りの空気が軟らかくなり、アナログやSACDの再生に近くなるという感想を持ちました。

 ハイエンド器機を製造するPhase Techの社長のコラムで、同社の最高級CDトランスポートTC-1に合わせるD/A Converterは、DAP-777がベストと書いている意味がようやく分かったような気がしました。つまりこのD/A Converterはトランスポートの能力によって、その可能性を無限に近く広げるだからだと思っています。

(2007年08月02日)

STAX SRM-727A



 長年使ってきたSTAXのイヤースピーカーのドライバーですが、SRM-313を友人に贈ったたのに加え、前々からドライバーをグレードアップしたいと考えて来ました。そこで、ドライバーは原点の玉アンプSRM-007tAと、極点の石アンプSRM-727Aのどちらにするかで、かなり迷っていました。しかし、両者の音色はどちらとも素晴らしく、甲乙付けがたいものでありましたが、私には若干静的な音の特徴をもち、ややもすると冷徹な鳴りをする石アンプの方が好みだったため、石アンプのSRM-727Aを選択しました。



 早速、SCD-1とケーブルでつないで、鳴らし込んでから聴いてみると、SACDのソースでは、ホールに共鳴する微弱音の「ウンウン」という音まで精密に描き、ソースの持つ音楽的な内容を十分に聴き手に伝えてくれると思いました。また、お気に入りのジャズのCDを聴くと、非常に音の良いジャズ喫茶などで味わえるような、古いジャズの香りのようなものを音に感じさせ、音そのものの力と感動を、ダイレクトに伝えてくれると感じます。ジャズはラウドスピーカーでかつ大音量にて聴くのが王道だと思ってはいるのですが、この音を聴くと、STAXで聴くジャズも素晴らしいではないかと思います。

 しばらくというか、これからずっとイヤースピーカーSR-303と、ドライバーSRM-727Aのコンビで音楽を聴いていきたいと思います。思い切ればSR-007(Ω2)の購入も出来るのですが、それではもう楽しみが終わってしまいそうなので、それはSR-303が悲鳴を上げ、ここぞという時期が来たら導入を考えたいと思います。

 SR-303とSRM-727Aは、素晴らしい音楽で感動を与えてくれます。こんな当たり前と思われることが、とても嬉しいのです。もちろん送り出し装置のSCD-1がこれらのSTAXの芸術的で冷徹な再生が出来る程、潜在能力を持っているというのは、特筆をしておきたいと思います。今たくさんの高額なSACDプレーヤーが開発され、デジタルの技術的進歩も著しいものがあると思いますが、SCD-1というSACDプレーヤーの1号機に、いったいどれだけのプレーヤーが追いついているのでしょうか?

(2007年08月02日)

mogami 2808とオーディオFSK製ピンコード

 プレーヤーとSTAXのドライバーとの接続にはmogami 2803を使用してきました。このケーブルで何の不満もなく、今まで電線病に罹ることもなく今に至ったのは、ひとえにmogami 2803の基本的設計が素晴らしく、音質に不満を抱かせないためだったと思います。このケーブルをHPで紹介して下さったmo様には感謝です。




(オーディオFSK製リッツ線ピンコード)

 ただしここでオーディオFSKのリッツ線のピンケーブルを手に入れたので、そちらでSCD-1とSRM-727Aをつないでmogami 2803と比較してみることにしました。両者とも販売価格は、そう違いはなく、とても求めやすいケーブルです。

 外来ノイズが少なくなり、電源事情も比較的良好だろうということで深夜に試聴を行いました。ケーブルの比較試聴は、プレーヤーなどと比べ、非常に微細な変化なので集中力を要します。今まで聴き慣れたSACDのソフトとCDのソフト数枚でテストを行いました。

 結果から先に申し上げますと、両者とも音楽を伝えるのに何の不満もないケーブルです。もし、これより素晴らしいケーブルがあったとしても、私はもうこれで十分という判断をしても良いくらい、解像度が高く、音の粒子がさらに細かくなって、霧のような、ややもするとつかみ所がないクリームの様に音楽をほぐしてくれます。滑らかであり、音楽の芸術性を十分に伝えるケーブルだとも思います。微細な差異を書きますと、若干mogami 2803の方が低域の伸張と輪郭の正確さがあり、オーディオFSKのコードの方が、中高域の滑らかさと、低域の弾むような質感が、両者で異なると思いました。

 試聴を繰り返し、何度もテストを行った上、SCD-1とmogami 2803の組み合わせた場合、若干低域が過多になるような気がしたのと(こちらの方がソフトに忠実なのかも知れませんが)、オーディオFSKの方がなんとなく好みに合ったため、SCD-1とSTAXのドライバーSRM727Aをつなぐピンケーブルには、オーディオFSKのリッツ線ケーブルを使うことにしました。

 本当はSRM-727AのパラレルアウトからもオーディオFSKのケーブルで、プリメインアンプのValve 300までつなぎたいところですが、オーディオFSKのケーブルは一本しか持っておりませんので、こちらはmogami 2803を使いました。

 そのうち、私のシステムで使うピンコードは、すべてオーディオFSKのモノに替えたいと思っています。

 ただこれはあくまでも、私個人の主観で選んだのであってmogami 2803も素晴らしいケーブルであることにかわりはなく、比較した場合、こちらを好む人も多いだろうと思います。最終的には各個人の好みになってしまうのですが、これで良いと考えています。mogami 2803、オーディオFSKのリッツ線ケーブル。どちらも相当なピンコードだと思います。

(2007年09月01日)

イヤースピーカーSR-303 パッドの交換

 スタックス社(STAX Co.)のイヤースピーカーSR-303を使い続けて9年目になりました。その間、ただラックの中段に押し込んでおくという保管の仕方にもかかわらず、イヤースピーカー自体の故障は一回もありませんでした。イヤーパッドの摩耗も、ビニール製のパッドのためか、傷みがありません。ただし、一度、イヤーパッドを貼り付けているブチルゴムのような接着剤が溶け出してきたため、それをエタノールで綺麗に拭き取り、市販の両面テープでパッドを貼り直したことがあります。

スタックス STAX イヤーパッド 補修部品

 ブチルゴムから市販の両面テープに変えたときは、ブチルゴム系のダンプが無くなったせいか、やや低音が軽く、高域が華やかになった様に感じましたが、すぐ耳が慣れました。(笑)

スタックス STAX イヤーパッド

 それから今まで使ってきて、パッドは問題ないのですが、スポンジ状の防塵パッドが擦り切れてしまい、この際、新しく、防塵パッドとイヤーパッドを自分で交換することにしました。スタックス社に直接交換を依頼することもできるのでしょうが、なるべく自分でできる事は自分でしたいと考え、補修部品を取り寄せました。



 イヤーパッドと接着剤の防塵パッドが入って2,940円です。スタックス社で交換してもらうと、これに工賃と送料がかかるのでしょう。パッド部分を比べると、材質は以前と同じモノのようです。色が少し灰色になっています。そして両面テープはブチルゴム系のモノではなく、普通の両面テープに、防塵パッドはスポンジ状のモノから織物状のモノに変化していました。耐久性やブチルゴムの液状化の問題、音質等を考慮してイヤースピーカーの型番は変更せず、細かな素材の変更をしているのだと思います。ただし、旗艦モデルのSR-007はイヤーパッドの材質の変更でSR-007Aとなっています。


(左が古いパッドで防塵スポンジ部分が擦り切れています。パッドの色も違います。)


(イヤーパッド部分を交換してよみがえったSTAX SR-303。あと10年は使えそうです。)

引用文献:スタックスイヤーパッド交換説明書

(2008年09月21日)

SR-303とSCD-1の修理

 オーディオ機器も当然ながら長いこと使っていれば故障します。私の愛用しているオーディオ機器も故障が頻発してしまいました。まずはスタックスのイヤースピーカーSR-303。この前、自分でイヤーパッドを交換して、「これであと10年くらいは使える。」などと思っていたのですが、ついに壊れてしまいました。壊れたといっても、ヘッドバンドの発音ユニットをつなぐアームが折れてしまったのです。振動膜より先にアームが壊れてしまうとは。プラスチックも経年劣化で弾性が少なくなりもろくなります。ヘッドバンドと発音ユニットをつなぐ部材は細く、装着していると常に力が加わりますので、何かの拍子に折れてしまったようです。


(折れてしまった部品)

 続いて壊れたのは、スタックス専用のSACDプレーヤーとして使っているSONY SCD-1です。SACDのディスクをセットしても読み込まなくなってしまいました。SACDをセットしてもNo Discと表示されます。しかし、電源を入れてしばらくすると読み込むこともあるので、だましだまし使って来ました。ところが、今度は徐々に再生中音飛びしたり再生が止まってしまったりするようになってしまいました。

 さてこの重い金属のカタマリのプレーヤーをどうやって修理してもらうか考えましたが、このカタマリを梱包して送ったり、サービスセンターへ直接持って行くのは無理と判断し、引き取りに来てもらうことにしました。このSCD-1は、1999年5月に世界初のSACDプレーヤーとして登場し、2003年9月あたりまで生産されていたようです。

SONY SCD-1
(SCD-1正面)

SONY SCD-1
(SCD-1背面 Sonyのバランス出力は3番ホットなんですね)

SONY SCD-1
(SCD-1 上面)

SONY SCD-1
(SCD-1上面)

 ということで、まずイヤースピーカーSR-303を修理に出したところ、何とも、こちらが申し訳なくなるような修理代金で戻ってきました。振動膜その他に異常はなかったそうです。折れた部品の交換のみとなりました。手厚いアフターサービスとお手頃な修理価格。そもそもSR-303は私が購入してから9年近く経過していますが、いまだスタックスの現行商品として販売されています。他メーカーの商品では有り得ないスタックスの商品寿命の長さです。私のそばにいつもスタックスのイヤースピーカーがある生活、それが嬉しいのです。

 で、修理された箱に、SR-404LimitedやSRM-006t Limited等のSTAXのカタログが同封されており、限定商品も十分魅力的なのですが、カタログを見ると、やっぱり最高峰のSR-007Aへの物欲がふつふつと沸き上がって来るではありませんか。もう手に入れて、煩悩とおさらばするかと考えたりしますが、今度は、それに似合うプレーヤーが欲しくなってしまったり(EMM Lab dCS Playback Designsなんて買ってしまったら完全に破滅の道を進むことに・・・)、プリをはさみたくなってまりという新たな煩悩と物欲が生まれてくるのが目に見えておりますので、我慢です。

STAX SR-303
(修理されてきたSR-303)

 そしてSCD-1の方は、予想通りピックアップとモーターの交換となり、その他の箇所も含めた修理となりました。以前他社製のCDプレーヤーを修理に出した経験から、ピックアップとモーターなら3万円くらいだと思っていたのですが、こちらは予想より高めの修理代金となりました。○| ̄|_

 SCD-1がまた壊れる頃は製造完了後8年を経過していると思うので、果たして修理されのかどうか不安もでてきます。同じオーディオ機器を長く使っていく場合や、古いオーディオ機器を中古で求めて使っていく場合や、同じ機種を使い続けるには、アフターサービスが重要だと再認識した次第です。

SONY SCD-1

SONY SCD-1

SONY SCD-1
(デジタルカメラを新調したのですが、白い被写体を撮ると周辺に緑がのります。)

SONY SCD-1
(修理されて戻ってきたSCD-1、当然ですが外観は変わりません。)

 未だ主なソフトが回転系のメディアから進歩しないというのも、オーディオマニアからすると釈然としないものがあります。しかし、SACDはCDのようにハードディスクにリッピングして、再生ができないので回転系のメカを使うしかありません。よく考えるとハードディスクドライブも回転系のメカニズムですが、様々な用途で使われるために莫大な開発費がかけられ、耐久性や容量も日々進歩して安価になり、自分でバックアップをとり、交換できるというのも大きな利点だと感じます。

(2009年11月11日)

STAX SR-202 SR-303 SR-404の周波数特性




(2009年11月11日)

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