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徒然雑記・散歩その3

内容を特に限定しない雑文などを書いていきたいと思います。更新は不定期ですが、よろしくお願いします。本当はオーディオのことや自作のことをもっと書く予定だったのですが、徒然雑記・散歩その1/その2でもほとんどジャズ喫茶訪問記になってしまいました。いやサイト全体がなにやらの訪問記になっています。今度こそ軌道修正していきたいのでよろしくお願いします。(無理か?)

東北大学吹奏楽部第28回定期演奏会(宮城県仙台市若林区 若林区文化センター)

 11月26日(日)東北大学吹奏楽部の定期演奏会が、仙台市若林区文化センターで行われたので見に行って来ました。東北大学吹奏楽部のコンサートはサマーコンサートと合わせて、ここ数回ずっと見に行っています。演奏内容もさることながら、観客を飽きさせない、構成と脚本で本当に楽しめます。本来は、東北大学キャンパス内にある川内記念講堂で行われるのですが、ここしばらくは、耐震補強工事の関係で、色々なホールで演奏されています。やはりホールによって大分音響が異なるので、その違いも楽しめます。



 下の写真は今回の演奏会のパンフレットです。写真からは消えていますが、「音楽足りていますか」という文章が付けられています。私などのオーディオマニアは常に音楽は足りていませんと断言できます。まだまだ、生演奏もCD再生もいい音で良い演奏のものを聴きたいという欲求に満ちています。なんとまぁ、オーディオマニアに挑戦的なフレーズなのでしょう。



 いつもは、演奏者の顔がはっきりと見えるほど前の席に座って、音を浴びるように聴いていたのですが、今回は大分後ろの席に座りました。このホールの音響的なものと、座った位置関係もあり、大編成のブラスバンドにも関わらず、かなり明瞭な音像の定位が確認できました。非常にリアルで(当たり前ですが)、音のレンジや演奏者のあうんの呼吸まで伝わるほどの演奏でした。

 特に、緊張する最初の1曲目の終わりの最後の余韻が消え去るまで、聴衆は集中して聴き入り、余韻が全く無音となってから数秒のスパンを置いて、大きな拍手が沸き起こったときには、感激と嬉しさで、胸が熱くなりました。

 よく、曲の終わりを知っている方々が、まだ曲の最後の余韻が鳴り止まぬ打ちに、我この曲知ったり、といった風に拍手を始めてしまうのをきくと、はらが立ちます。やはり、音楽は最後の最後の消え入る余韻までが曲なので、それまでの感動を邪魔しないで欲しいと思うのです。



 途中、刑事ドラマの音楽演奏では、「太陽にほえろ」のGパンデカ演じる松田勇作の有名な殉職シーンも再現され、笑いを誘っていました。個人的には子供の頃、西武警察に夢中になっていたので、とても懐かしく昔の事を思い出してしまいました。



 次回の7月7日のサマーコンサートにも絶対こようと思ったのでした。

お気に入りのライブCD 5枚


MISIA「星空のライブ」

 アコースティックなバックサウンドを背景に、MISIAの歌唱力を存分に聞かせる内容となっています。いつか、こんなライブを本当に静かな星空の下で聞いてみたいです。


(NO IMAGE)

森山直太朗「永遠はオルゴールの中に」

 森山直太朗のDVD+CDの2枚組みのライブ作品です。ライブといっても、箱根は強羅の老舗旅館で、全曲通しで一発録音という驚異的な内容です。森山直太朗の歌は、ハイトーンで、裏声地声ビブラートを多用し、1曲をまともに歌いきるのも困難なようなものばかりだと思いますが、全曲通しで一発録音というのは、森山直太朗の実力がただならぬものだと、あらためて示す作品だと思います。自分の作品を丹念に、そして心を込めて歌い上げる様子は、近頃の、ヒットチャートに上るJ-POPSでは、なかんか聞くことのできないものだと思います。途中意図せぬところで声が裏返りそうになっている箇所も、そのままCDに収録させており、それが逆にこの作品にとてつもない現実感と、森山直太朗の人間味を感じさせてくれます。



Cocco「Heaven's Hell」

 ゴミゼロ大作戦というDVDに付属しているCDに収録されている曲です。題を訳すと「天国の地獄」でしょうか。ゴミゼロ大作戦という、一見ミュージシャンのボランティア活動とか、お気楽そうなゴミ拾い活動記だと思っていると、なぜかというか、やっぱりというか、曲の題名と同じように重いテーマの内容になっていきます。そして、表題の曲を演奏するライブに突入していくのです。付属CDに、1曲目は沖縄の高校でのライブ、2曲目にスタジオ録音ものが収録されています。無期限活動休止宣言から時間がたいぶ経ったころ、突如現れたCDです。DVDを見ずに、CDだけ聞いていても、Coccoの沖縄への痛いほどの愛情が感じられます。Coccoに限らず、SPEED、kiroro、Begin、元ちとせ、など、沖縄出身の歌手や芸能人は数えたら切りがありません。沖縄には、こうした才人を多く輩出する文化や土壌があるのでしょう。素晴らしい歌声です。


(NO IMAGE)

つじあやの「COVER GIRL」

 つじあやのの2枚組カヴァーアルバムです。1枚目は普通のスタジオ録音ですが、問題なのは2枚目です。1曲目、スピッツ「チェリー」から、ウクレレをもったつじあやのを、DATレコーダーをかかえたエンジニアが、鴨川のほとりで録音するという感じなのでしょうか。歌の途中で、問答無用に、チャリンコが近くを通り過ぎます。遠くには子供の声が聞こえます。もの哀しげな歌の向こうに、ほのぼのとした風景が広がっています。そんなものが続いて最期の方で、YEN TEN BANDの「swallowtale butterfly」ですが、これはつじ家で、本人がフリーマーケットで手に入れたという、200円のテープレコーダーで録音した作品だそうです。テープの回転音が聞こえ、レンジも狭いです。歪んでいるように聞こえます。それでも、聞いているとあたたかい気持ちが伝わってきます。



オフコース「秋ゆく街で」

 オフコースの中野サンプラザでのライブ音源です。私が聴いているのは、リマスタリングのCDですが、アナログマスターが素晴らしかったのか、エンジニアの技術なのか、古い録音とは思えないほどの瑞々しい録音です。鈴木さんのハイトーンも相当なものですが、その鈴木さんに上からハモっている小田さんの声は、実際、アルトの音域にまで突入していると思われます。当時の流行の曲?とオフコース初期の作品を中心に、小田さんと鈴木さんの、なんとも美しくはかない絶妙なハーモニーが聴けます。もう一度、シンプルなバックサウンドを背景に、小田さんと鈴木さんがハーモニーを奏でるCDを、新譜で期待したいところですが、叶わぬ願いというものでしょう。最期に、オフコースが井上陽水の「傘がない」を歌っていたとは思いもよりませんでした。

JAZZ喫茶「はり猫」訪問

 

 橋本近辺に小用が出来たので、帰りに、ついでなので八王子のはり猫まで足を伸ばしてみることにしました。はり猫は駅からごく近い建物の4階にあります。階段をのぼりすすめる程、ひとけがなくなるのは、ジャズ喫茶だからでしょうか。余りに悲しい光景です。

 このジャズ喫茶は特に入る前から期待していました。それは、使われているスピーカーがJBLの名器4343であることがその理由で、私の尊敬するデザイナーの川崎和男先生もJBL4343を、B&OのBeoLab5と共に愛用されているので、果たしてどんな音で鳴るのかとても楽しみにしていました。

 店内に入ると雑然とした雰囲気が漂っています。先客が2人ほどおり、スピーカーの間の特等席は埋まっていましたので、その隣りの席に座りました。小奇麗で、女性を連れて行けるようなジャズ喫茶も好きですが、こうした雑然とした喫茶店も味わいがあって良いものです。

 ぱっと聴いた感じでは小音量に聴こえたのですが、ジャズに集中していくにしたがって、音量が上がった感じがしました。ただ単に、店主がボリュームを操作しただけかもしれませんが。とにかく刺激的な音のしない中域から高域にかけて密度と輝きのある音色で、スピーカーの古さを感じさせない音でした。低域のベースもボン付くことがなく、禁欲的な低域を好む私には、フラットバランスの低域に聴こえました。

 八王子だと、なかなか来る機会はないのですがJBL4343が聴きたくなったら、また来ようと思います。自分の部屋に入らないのは承知の上で、こういう音を聴くと、JBL4343が欲しくなってしまいました。

(平成18年12月28日)

JAZZ SPOT Count(宮城県 仙台市)

 平成19年1月下旬頃、仙台に出張があったので、仕事を済ませてから新幹線に乗るまでの時間、ジャズ喫茶Countで楽しい時間を過ごしました。この前来たときと同じように、相変わらず中域に密度があり、自宅で聴く音とは全く違う迫力のある音です。サックスはサックスらしく、これはホーンスピーカーでないと出ない音なのではないでしょうか。とにかく迫力とか、迫ってくる圧力が、いわゆるハイエンドスピーカーとは全然違います。

 ジャズ好きな方が、WisonAudioなどスピーカーの奧に像を結ぶハイエンドスピーカーではなく、JBLやアルテックなどを好んで使う理由が分かる気がします。音像の低位より、重要な音色、迫力、浸透力があるんだぞ、と。そういえばジャズ喫茶は圧倒的にJBLやアルテックのスピーカーが多いですね。DIATONEとかB&Wとかのスピーカーを使う店が少しはあっても良さそうなものだと思っていましたが、やっと謎が解けました。(果たして、こんな理由なのだろうか?)



 ベースの音に耳を凝らすと、ベースは生の音量に近い音だと感じました。またベースの低域は、特定の周波数で共鳴音が若干感じる以外は、全く揺るぎがないと感じました。これはA7のスピーカーの下に敷かれた巨大なコンクリートブロックが確実に効いていると思われます。

 それほど広くない店内ですが、キレイに整頓され、音も迫力がありながら端正で、時間が過ぎるのがとても惜しいくらいでした。短い時間でしたがJAZZを楽しむことができました。



(平成18年03月03日)

Count Basie Orchestra

 1月から2月にかけて、仙台出張が何回かありました。そのたびに仙台のジャズ喫茶Countへ、そして、一関のジャズ喫茶Basieにもこれまた何回も行っているので、まさにCount Basieを地で行く状況になっている訳です。

 そして、自分のシステムでは、新たにD/A Converter として Reimyo の DAP-777を導入しましたので、さっそくCDプレーヤーCEC TL51XZから同軸ケーブルで、DAP-777につなぎ、STAXのイヤースピーカーで下の写真のようなCount Basieを聴きまくっているのです。なんか熱病のように。

 SACDプレーヤーは実家の居間に置いてあるので、Basie is BackもCD層しか聴けないのですが、必要にして十分過ぎる程の音質です。アナログのような滑らかな音質が売りのCECのベルトドライブのプレーヤーに、20bit K2 ProcessingのチップをのっけたDACで、さらにアナログに近づいた感じでしょうか。すべてのCDに効果があるわけではないようですが、VICTORのK2盤のジャズには非常に相性が良く、全然不満を感じないほどまろやかな音質を聴かせてくれます。

 ところが、やっぱり下の様な昔の録音で東芝からでているAtomic Basieだっていい音で聴きたいのです。CDの帯には24bitデジタルリマスタリングと表記されていますが、やや高域にくせがあるように感じられます。これはビクターのK2盤と、東芝EMIジャズ決定盤を何枚も聞き比べた結果なので確かだと思うのです。

 と言っても、最近はVICTORのジャズの名盤が1500円で売られているのに加え、東芝EMIでジャズ決定盤の第二弾が始まったりと、安く名盤を手に入れるには絶好のチャンスであったりして、一気にCDソフトに散財してしまっています。

 Countへ行き、Basieへ行き、CountBasieのCDを聴きまくれる。こんな幸せなことはありません。ただ一つ不満があるとすれば、愛用しているTD508のスピーカーは、Big Bandの再生が苦手な事。Big Bandはイヤースピーカーで聴くに限ります。


(Atomic BASIE)


(April in Paris/Count Basie and his Orchestra)


(Basie is Back/COUNT BASIE ORCHESTRA)

(平成18年03月03日)

JAZZ SPOT Count(宮城県 仙台市)



 2月上旬、仙台に出張があったので、帰りにジャズ喫茶Countへ寄って来ました。変わらない音。変わらない店主。変わらないジャズ。いい音。高域の輝きはもう少し欲しい気もしますが、とても落ち着いた音です。何の不満もなく、外の北風に吹かれた身にコーヒーは温かく、トーレンスのプレーヤーでアナログレコードをかける店主の姿は真剣。CDもアナログレコードも同じように愛してA7で再生させているようです。

 MILES DAVIS & JOHN COLTRANEのアナログディスクがかかると、やっぱりCDより、優しくていい音と思わざるを得ない気がします。COLTRANEの厚みのあるサックス。

 店内には男女のカップルが居て、いつものCountより少し華やか。MILESのトランペットも切り裂くような音では無く、テンポを抑えた静かなもの。店内の雰囲気に合わせた店主の選曲の妙でしょうか。

 ホーンはだいぶ上に付いているのに、音像が上に引っ張られるということはないように感じます。言葉は無粋。今日はジャズを聴くのみ。



 仙台の商店街はいつも人通りが多くてにぎやかでした。



 地方都市の駅の構内もどことなく風情を感じさせます。



 新幹線の改札に来ると、どこか哀しく、静かな気持ちになります。

(平成19年03月03日)

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