ホームその1その2その3その4その5その6その7その8その9その10
徒然雑記・散歩その2

内容を特に限定しない雑文などを書いていきたいと思います。更新は不定期ですが、よろしくお願いします。本当はオーディオのことや自作のことをもっと書く予定だったのですが、徒然雑記・散歩その1ではほとんどジャズ喫茶訪問記になってしまいました。いやサイト全体がなにやらの訪問記になっています。すこしづつ軌道修正していきたいのでよろしくお願いします。

JAZZ喫茶 マサコ



 下北沢駅からすぐ近くにあるジャズ喫茶です。看板にはジャズ喫茶となっています。店内に入ると中は雑然としており、むかしの定食屋、駄菓子屋、散髪屋さんで見たような現風景が広がっています。雑誌や漫画本が無数にあり、テレビまであります。(さすがにお客が来ると音声をミュートにするようですが)



 静かな店内に、小音量のJAZZが流れています。かなり席数はとても多く、スピーカーがどうしが離れすぎているため、どこに座ったら良いのか分かりませんでした。小音量すぎて音質の判断は不能です。とてもしっとりとした選曲がされています。

 下北沢の地元の方々と店主が会話を楽しんでいて、非常にアットホームな感じです。ここは昭和のどこかで見た店内の風景を思い出す場だと思いました。JAZZの音質が・・・とかは野暮なことです。ティーカップの受け皿にはマサコの文字があり、妙なところにこだわりがあります。JAZZの音を楽しみたい私のような客は、別のところでこだわって欲しいのですが・・・。野暮な話は止めましょう。

 下北沢も区画整理と再開発が近い将来されるようです。込み合った狭い商店街もなくなってしまうかも知れません。それまでに一回マサコを訪れてみてもいいのではないでしょうか。下北沢にお似合いのお店だと思います。

JAZZ喫茶 メグ

 下北沢から、京王井の頭線に乗って吉祥寺に向かいます。もちろん「メグ」に向かうつもりと言いたいところですが、今回はメグの隣りの音楽喫茶バロックへ行くためです。メグへ行くたびとなりの「音楽喫茶」という文字が気になっていました。わたしはどちらかと言うとクラシックを多く聴くのでとても楽しみでした。





 がしかし・・・。着いてみると、シャッターが下りたままで営業していません。そういえば。今までもシャッターの下りた風景しか見たことがないような気もします。この音楽喫茶はいつ営業しているのでしょうか。仕方がないので、気持ちを切り替えメグへ入店しました。



 お店に入ると、相変わらずの大音量です。シンバルがはじけています。サックスも耳になじみ、生っぽく聞こえました。前回来たときに感じたピアノのゆがみっぽさも、今回は感じられなくなっています。ドラムの打音も、とても軽くて生っぽいです。なにかセッティングを変えたのでしょうか。それともソースのせいでしょうか。とてもノレる気持ちのよい選曲でした。

 聴きすすんで耳が慣れてくると、ベースの音も浮き上がって聴こえてくるから不思議です。メグの残響のほとんどないデッドな店内で、浴びるような大音量のジャズを気持ちよく聴くことができました。

 それにしても隣りの音楽喫茶バロックが気になります。

名曲喫茶 ライオン

 メグを出てからは、すぐに吉祥寺駅から渋谷駅へ向かいます。井の頭線1本です。渋谷では、買い物をした後、名曲喫茶のライオンへ行きました。



 古い趣のある建物がいかめしく見えます。どんなクラシックを聴かせてくれるのかと思って、期待して店内へ入りました。お店の中には予想に反して(失礼!)たくさんのお客さんがいました。見渡してみると、受験勉強?をしていたり、仕事の書類をまとめていたり、本を読んでいたり、みな何かしているように見えました。

 店内は暗く、大正時代か昭和初期のような内装でした。歴史が感じられます。ランプの形から椅子のカタチまで、徹底されて古いです。私の座った椅子は恐らくバネが抜けていました。えらく座りごこちが悪かったです。徹底して時代を感じさせます。

 2階と1階の吹き抜けの中間に、クラシックを奏でるシステムはありました。このスピーカーは何でしょう?まったく見たことがありません。しかも左右でコーンの口径が違っています。ステレオ再生はどうやってするのでしょうか?全くわかりません。時折、お店の女性が、書けるアナログディスクの解説を淡々とこなしていきます。

 音量はそれ程の大音量ではありませんでした。スピーカーの大きさとは関係なく、音域もそんなに広くないようです。中域中心の音質で、高域、低域は本当に控えめです。

 二階席や地下の部屋へ続く扉もありますが、怖くて開けませんでした。二階席では多少、音質も変わるのでしょうか。

 不思議に思ったのは、お客はほとんどオヤジでしたが、なかにはかわいい女の子もいます。とても不思議な光景です。

 店内は撮影禁止ということで、稚拙な画力ながらメモ書きでスケッチしてきました。自分で見ても何なのかわかりません。やはり、興味を持たれた方は、一度行ってみるに限ります。

 外にでると、暗くなっていました。暗くなって、趣のある建物がますますいかめしく感じられます。それから、渋谷駅へ向かうまでの、ネオンの眩しいこと。誘惑に負けずに帰ることとします。



 一日に3軒の喫茶店を巡りましたが、やはりじっくり楽しむには、一日に2軒程度に抑えておいた方が良さそうです。

(平成18年11月10日)

JAZZ喫茶 down beat

 横浜は桜木町駅から、徒歩10分くらいのところにあるJAZZ喫茶down beatです。野毛の商店街の一角にあります。



 店の中はかなり広く、カウンターの席と、スピーカーと対峙する席が分かれていて、それぞれ楽しめるようです。店内は薄暗く、天井には古いジャズに関する記事の紙が貼ってあり、とても古さと趣を感じさせます。店内にはお客さんが、ひっきりなしに入ってきており、このお店の人気の高さがうかがえます。



 スピーカーはアルテックのA7で、かなりの高感度スピーカーの様で、アナログディスクのノイズまで盛大に再生していましたが、そのホーンのスピード感のある音は、金管楽器がとても魅力的です。軽いドラムの音もそれらしいと感じました。このお店のA7から奏でられるサウンドは、かなり甲高く乾いた音が特徴だと思いました。



JAZZ喫茶 down beat

 続いて、またdown beatへ行ってしまいました。(なにせウエイトレスの女の子がカワイイ・・・・・。)ではなくて、乾いたおとのアルテックA7がなぜか聴きたくなってしまったからでした。相変わらず、お客は常時2〜3人は店内にいるようで、人気の高さが伺えます。しかし、毎回のことながらアナログディスクのノイズを盛大に出してしまうこのスピーカーは、相当高感度のようです。ソースにCDは使わないのでしょうか。一時間ほど、落ち着いてジャズを楽しんで店を出ました。



 ここのお店へ行く場合、階段を上り過ぎて、別の怪しげなお店に行かないように気を付けましょう。



 down beat店内のアルテックA7を、手帳に落書きしてきたモノです。照明も味があっていいですね。やっぱりジャズ喫茶は音のみならず、店内の雰囲気やいろんなモノを総合して、ハマるかどうかが決まるような気がします。

JAZZ喫茶 ちぐさ

 ジャズ喫茶down beatから徒歩5分くらいの野毛商店街にあります。狭い店内は5〜6人もお客が入ればいっぱいになってしまいます。お店の形から、特注のスピーカーの間隔は狭められ、一番良く音楽が聴ける席が、マスターのいる場所だそうです。

 スピーカーの大きさの割に、低音は極々控えめで、高域も全然きつくありません。あらゆる無駄な音をそぎ落とすと、こういう音になるのでしょうか。

 店主から、分厚いリクエストブックを手渡されますが、JAZZ入門者の私には分からないプレーヤーの名前だらけ、お店に飾ってあったジャケットを指さして、「あれが聴きたい。」とお願いしてしまいました。

 ウーハーはJBL、スコーカーはテクニクスで特注のエンクロージャーに納めているようです。店主によると、本当はボロボロのプリアンプも直したいらしいのですが、費用の捻出ができずに、だましだまし使っているそうです。

 みなさんこの文化財の様なジャズ喫茶ちぐさに通って、ちぐさのプリアンプが直る様にしましょう。と、言いたいところですが、新聞にちぐさの閉店の話がのっていました。ひとつ横浜からお店がなくなってしまいます。残念でなりません。



JAZZ喫茶 ADLIB

 ちぐさやdoun beatのある野毛商店街から徒歩五分くらいのところにあるジャズ喫茶ADLIBです。もう、関内駅のすぐそばで、カレーミュージアムのすぐ近くです。お店は細い路地の一角の建物の2階にありました。

 

 店内はとても広く、スピーカーはJBLのブックシェルフ程度の大きさですが、店のライブな良い響きと合わさって、低域や高域も出ています。輝きのある中域はすばらしいです。

 店内にお客は2人くらい、人懐っこい店主から話しかけられました。ジャズ喫茶では初めての経験です。ジャズ喫茶巡りをするのが好きで、元々は横浜出身だったので、このお店に来てみた。と、答えました。

 リクエストも受け付けるといわれましたが、FUSIONとかBAD PLUSとか、いわゆる王道を行くジャズとは違ったものばかり聴いている、ジャズ初心者の私なのでリクエストなどできるはずもなく、店主は優しく、それならマイルス・デイビスはどうでしょう?と言って、マイルスをかけて下さいました。



 私はだいたいジャズ喫茶には1時間もいるとお店を出てしまうのですが、ここでは時を忘れてジャズを楽しみ、ずいぶんと長居をしてしまいました。

 店主には「また来ます。」といって店を後にしました。

JAZZ SPOT 花の館(はなのやかた)(宮城県大崎市)

 宮城県は大崎市、新幹線の駅で言えば、仙台の次の古川駅の近くにあるJAZZ SPOT花の館で、ライブがあるとのことで行ってきました。花の館は、古川駅から徒歩10分くらいの飲み屋街の中にあります。

 店主のお話では、花の館はジャズ喫茶ではないとのことで、ライブを中心にしたお店と強調しておいででした。なんでもボリュームを上げると、店に入ってきたお客さんが出ていってしまうとのことで、なかなか小さな街にジャズの文化に対する理解が少ないと嘆いておられました。



 私はジャズを生のライブで聴くのは初めての体験です。しかも、歌い手がすぐそこにいるお店でのライブですから、期待も高まります。ボーカリスト、ピアニスト、ベーシスト、ドラマーが次々と、お店に入って来られいよいよライブが始まりました。観客は私を含めて30人程度の小さなライブです。

(Vo)中本マリ
(P)大石学
(B)米木康志
(Dr)セシル・モンロー

 演奏が始まりました。軽い低音、シンバルの輝き、ベースのうなり、声の張り、などに加え、実在感は圧倒的で、演奏が混沌としていく中のリズム、メロディー、ハーモニーが最高でした。オーディオとは全く比べ物にならない現実的な音像の定位、レンジ、そしてアタック音。私は完全にライブに引き込まれてしまい。2時間のライブがあっという間に過ぎてしまいました。

 ジャズのライブも絶対に聴くべきだと強く思いました。なによりこんなにも楽しいものだとは思いもよりませんでしたので・・・。

「Jazz Spot 花の館」ホームページ

JAZZ SPOT Count(宮城県仙台市)

 出張で仙台へ行く機会がありましたので、ついでに仙台のジャズ喫茶Countへ寄ってみることにしました。



 仙台駅です。駅前は広々としたデッキと、碁盤の目のように区画された広い道路が印象的な街並みです。



 Countの入り口です。仙台駅から徒歩15分くらいのところにあります。店内はそれほど広くなくアルテックのA7がテレビをはさんで、間隔を狭くして設置してあります。私は、スピーカーのちょうど真ん中の席に座りました。店内は良く整理されています。

 アルテックのA7は横浜のdown beatで良く聴きなじんだ音です。Countの音がどんなだかとても楽しみでした。出てきた音は・・・・。

 down beatと全然違う音です。部屋も違えば、再生装置も違えば、音も違うのは当然なのですが、本当に全然違う音です。独特のホーンの感触は似ていますが。このお店のA7は中域にも密度があり、とても低音もよく締まった音だと感じました。A7の下には巨大なコンクリートの塊が置かれています。セロニアス・モンクやアート・ペッパーなどを聴かせていただきました。

 このお店は昼過ぎから夜まで営業しているようです。今回は”Count”へ行ったので、次行くジャズ喫茶は”Basie”にしたいものです。

 

 用事を済ませて、帰路に仙台の商店街を歩くと、すっかりクリスマスのイルミネーションで飾られていました。もうこんな季節になっていたのですね。気づきませんでした。



 仙台駅前のAERというビルの装飾です。綺麗だったので写真に納めてみました。このビルは、最上階まで上れるので、そこから仙台の街の夜景を一望出来ます。仙台にお越しの際には、ぜひとも立ち寄ってみたい夜景スポットです。

(平成18年12月29日)

ホームその1その2その3その4その5その6その7その8その9その10