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A&Vフェスタ2006訪問記その6

〜A&Vフェスタで見てきた事などを紹介しています。〜

株式会社クリプトン

 株式会社クリプトンです。往年のアナログ技術者が沢山働いており、入社する人がいるたび、社の平均年齢があがると、雑誌アエラに載っておりました。相当の技術力を持った会社のようです。



 密閉型スピーカーとバイワヤリングアダプターです。密閉型のスピーカーはオーソドックスな直方体ですが、いかにも基本に忠実でよい音がしそうです。バイワイヤリングアダプターはバイワイヤリングのためにここまでするのか!というのが個人的な感想です。綺麗な木製の箱に端子が六つついて21000円とは、わたしならスピーカーコードの先の皮膜を少し長めに剥いて、バイワイヤリング端子両方に繋いでしまうところです。



 密閉型スピーカーの内部写真です。高価な吸音材"ミスティックホワイト"が使われています。奥に置かれているネットワークは、ハンダによる配線を嫌ってか、みな圧着端子での接続になっています。エンクロージャーは割合、内部損失の大きそうなパーチクルボードの様です。音質的にどれも吟味を重ねたのでしょう。とても、ガレージメーカーとは思えない作品です。



mbl

 ドイツのブランドmblです。凄まじい物量です。広めの試聴室も部屋の床を巨大なアンプが埋め尽くしています。ドイツの製品のイメージは、今までは質実剛健の感がありましたが、最近の車メーカーの例をだすと、メルセデスにしろBMWにしろアウディにしろ、いやらしいほど自己主張のあるデザインを身にまとっています。このmblも強烈にアイデンティティを意識したデザインに見えます。

 スピーカーは風船が膨らんだり縮んだりしたりするようにして発音する特殊なユニットが使われていて、指向性が広いのだろうと思います。試聴した感じでは、定位とか音場とかレンジとかどうでもいいようなおおらかな鳴り方のように思えました。部屋にも資金にも社会的地位もある方が、手にして遊ぶシステムのように思います。全く私には不釣合いなシステムです。



 

サウンドデザイン

 ソニーを退社された方が興したサウンドデザインです。SD05というデジタルアンプが展示されていました。シンプルで清潔感のある外観で、内部配線も綺麗にまとめられています。私個人も、SHARPのSM-SX1というデジタルアンプも愛用しているのでとても気になります。いつか自作スピーカーが完成したら、サウンドデザイン社の那須の試聴室へ出かけこのSD05でどんななり方をするのか、試聴するのが夢です。デジタル入力を主体とした、デジタルアンプもあまり種類は多くないのでとても好感が持てます。





 サウンドデザイン社に置かれていたなぞのスピーカーです。スキャンスピーク製と思われる外観のツイーターとミッドレンジをもつ大型3wayスピーカーです。バッフルも複雑な形状をしていますし、うしろも複雑な形状をしています。いかにも良い音がしそうです。時間帯が合わず。試聴できなかったのが残念でなりません。

 

トライオード

 オーディオマニアだった鉄道マンの方が興した会社だそうです。玉アンプにはあまり個人的興味はなかったのですが、外観が綺麗で、試聴でもをちょうどやっていたので、試聴してみました。スピーカーはすペンドールです。とても芳醇な音がします。上級機との音の聞き比べでは、私などの駄耳では分かるはずないとおもっていたのですが、一聴して分かりました。この音をきくと、小型フルレンジスピーカーにトライオードの小さなA級アンプを組み合わせるのもいいな などと思い始めてくるのが怖いところです。



 さらにトライオードのアンプの前面には携帯用プレーヤーの入力端子がついており、i-podでのデモも行っていました。i-podの音はたいしたことないのではないかと考えていたのですが、再生機器がちゃんとしていると、すばらしい音で鳴ることが確認できました。やはり見た目だけでなく、実際に音を聞いてみなくてはならないことを痛感しました。i-podでも十分オーディオができるのは、ある意味とても便利で、ハイエンドのプレーヤーを作っている会社にはとても怖いことだと思います。



 最後に、パストラルシンフォニー社のスピーカーで鬼太鼓座のCDをかけるデモも行いました。村田製作所のスーパーツイーターを搭載しているとはいえ、10cmのフルレンジで、鳴るのか心配しましたが、ちゃんとなっていました。これがバッフルとフレームに極小の隙間を空ける、同社の特許技術のようです。近寄ってみましたが、よく分かりませんでした。特許庁の検索サイトで調べると、バッフルとユニットを固定する際に、極薄いワッシャーを挟むのが、同社の特許技術のようです。自作スピーカーでも応用できそうな感じですが、あまりマネをした人のサイトを見ないのは、調整がむずかしいからなのかもしれません。



名残惜しさを感じつつもA&Vフェスタ2006の会場を後にします。都合をつけてぜひ来年も来たいものです。

(平成18年09月28日)

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