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A&Vフェスタ2006訪問記その5

〜A&Vフェスタで見てきた事などを紹介しています。〜

自作オーディオ自慢大会

 今年から始まった自作オーディオ自慢大会だそうです。じっさいに時間帯は区切られていますが、製作者による解説と試聴もすることができました。どれも力作ばかりで、またステレオ誌工作号でお見かけする常連の方々のお名前も、拝見できます。



 

 左上の作品は確か今年のステレオ誌スピーカーコンテストでグランプリを取られた方の作品です。数年前のステレオ誌でも確か写真が載っていました。MDFにつき板仕上げの表面は、綺麗にクリアコートされており、どのようにすればこのような仕上げができるのか、とてもうらやましく思います。また、贅沢にもFE108ESUが1本につき、前後に2本使われており、どのような動作をしてネットワークが組んであるのかも非常に興味が湧きます。

 右上の作品はFE88ES-R一発の作品です。製作者の解説とデモによると、共鳴感動作とバックロードの動作を同時にさせようという設計のようです。周りの騒がしい中でのデモでしたが、FE88ES-Rの特徴ある高域と引き伸ばされた低域が聴き取れました。私もFE88ES-Rを使っているので、設計によってこんなにも音が違うのかと驚いた次第です。

 

 写真左上はハイエンドスピーカー"ウイルソン システム7"によく似た構成で、とてもよい音がしそうです。外に出してあったネットワークからも、ただならぬ設計者の技術がうかがえます。写真右上は、フォステクスの最新ユニットMG850を使ったバックロードホーンの作品です。黄色に着色されており、通常の色使いと異なっていてポップでよい感じに見えます。しかしもうMG850が使えるとは、私のところにはまだ届いていないのですが・・・。

 

 石製のエンクロージャーをまとったバックロードホーンとバッフルをユニットからフローティングさせる作品です。両者ともユニット以外の音を出さないという設計思想を感じます。スピーカーを自作するものにとってとても参考になります。ぜひ音を聴いてみたかったです。

テイクティ有限会社

 スーパーツイーターで有名なテイクティ有限会社です。私のフルレンジスピーカーにもこの会社のスーパーツイーターを付け足してみたいものです。スーパーツイーターだけだと思いましたらヘッドホンも置いてあり、試聴してみるととても繊細な音がします。わたしはSTAXの愛用者でもあるので、係りの方に「静電型のヘッドホンですか」と聞いたところ、このヘッドホンも圧電素子をひだ状にしたもに電圧を加え音を出しているのだそうです。とても面白い発音原理でかつ繊細な音がでるのでぜひ使ってみたい製品です。



 ただ、自作スピーカーの上にスーパーツイーターを置くのは、"いかにも置いてある"という感じがしてあまり好きではないので、係りのかたに通常のバッフル板に取り付けられるようなスーパーツイーターをお願いしますと、リクエストしてしまいました。

エタニ電機株式会社

 エタニ電機株式会社です。業務用の高精度な測定機器とソフトウエアを開発しているようです。ステレオサウンド誌のスピーカー測定にも同社の測定機器が使われていました。今回はその高精度な測定機器を民生用に開発したそうで、価格は15万ほどだそうです。非常に良い値段です。CLIO win やPlaxisなどの海外メーカーの製品よりは日本語がベースであるため使いやすいのではないでしょうか。最強のフリーソフトSpeakerWorkshopも膨大な英文のマニュアルを読破することを考えると安いのかもしれません。

 担当の方はSpeakerWorkshopのことの良くご存知でした。このエタニ電機のソフトで、ユニットのTSパラメータが測定できたり、擬似無響室の特性を測定できるなどすれば、スピーカーの自作マニアには、必須のソフトウエアになるのではないでしょうか。ぜひ、もう少し安い値段で製品化を望みたいです。

 

 よく見慣れたベリンガーの測定用マイクECM8000と奥に見える小さな黒い箱が測定モジュールです。ソフトウエアにはマイクの校正データーも入っているそうです。本当に気になる製品です。



(平成18年09月27日)

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