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A&Vフェスタ2006訪問記その3

〜A&Vフェスタで見てきた事などを紹介しています。〜

富士通テン株式会社

 富士通テン株式会社のブースです。ECLIPSEシリーズとしてタイムドメイン理論を基にした商品展開をしています。私自身も数年前この試聴ブースでTD508のおとを聴いて、現在は508PAを愛用しています。なにしろ、試聴ブースの周りは吸音パネルが置かれ、かなりデッドな空間で、スピーカーの音しか聞こえないような状況だと感じました。



 今回は、新製品のサブウーハーのTD725swとTD712のマルチチャンネル再生を主にデモが行われました。低音を重点的に聞くと、これほど軽くみずみずしいドラムの音は初めてでした。同じソースで比較試聴したわけではないので、確かなことは言えないのですが、FOSTEXのRS-2よりむしろTD712+TD725swの再生の方が生に近い気がしました。背中合わせにウーハーを二つ連結し、振動を相殺すること、エンクロージャーからユニットを緩衝材でフローティングすることが、これほどの低音を出しているのでしょうか。音像の定位もすばらしく、完全にスピーカーのないところから音が聞こえてきます。



 1000万くらいあったら、先のフォステクスのW400A-HRを背中合わせに結合させ、エンクロージャーはコンクリート製とし、このTD725swを模した超絶な物量を投入したサブウーハーでも製作してみたいです。こんなサブウーハーが欲しい方は、ぜひ連絡ください。1000万で製作を請け負います。(笑)



 試聴室の横にはTD508UとTD510が展示されていました。黒や茶系統など保守的な色が使われることの多いスピーカーですが、富士通テンのようにホワイトやシルバー色を製品化する勇気には感服する次第です。スピーカーの色については、景気も回復してきているらしいので、イエローとかレッドとかの明るい色も、ポップで面白いのではないかと個人的に思います。

 

富士通テン 508U A502


 私が愛用している初代508の二世代目の機種と、TD512用に発売されていたアンプです。二世代目の508は、どうやらスピーカーの角度を変えられる機構が新たに追加になったようで、座高とスピーカーのユニットの高さが合わない場合、とても便利そうです。また卵型のシェルを結合するネジ穴をエンクロージャーの後ろに持っていったため、正面から見てとてもシンプルで好感が持てます。

 A502は初代TD512の登場の時からあったアンプでとても息の長い製品です。この円錐形のデザインとボリュームとスイッチのみに機能を絞った、極限までのミニマニズムデザインは個人的にとても好きです。次世代機は、できればSHARP製の1 bit LSIとデジタル入力を装備して、さらに革新的なエンジニアリングとカバーリングを実現して欲しいです。そうなったら、私の508には少々オーバークオリティーでしょうけど、A502の次世代機を導入したいと思います。





富士通テン TD510


 TD510です。508Uから、ユニットの径が2cm増えただけですが、卵がたのエンクロージャーの大きさはとても大きく見えます。やはり六畳間とか八畳間でつかうのには508くらいの大きさのものがちょうど良いように思います。他には、うしろをみるとバスレフポートの形状は単純な円形ではなく楕円型をしておりました。エクリプスシリーズは見えないところで色々とこだわった造りになっているようです。



富士通テン 307PA


 とても小さくてかわいいシステムです。こんな製品を、ぜひ職場のデスクトップにおいて、ipodをつなぎ音楽でも聴きながら仕事をしてみたいものです。パソコンもデザイン的には圧倒的にMacが似合うとおもいますが、私の職場はWindows機で、音楽を聴きながら仕事をできる環境にないのが残念で仕方ありません。

(平成18年09月22日)

パイオニア株式会社


 パイオニアです。オーディオ誌などによると、ピュア市場ではユニバーサルプレーヤーに基盤をOEM供給しているそうです。また、ホームオーディオのピュア部門のラインナップがほとんど消滅する中、カーオーディオのハイエンド部門とホームオーディオのハイエンドスピーカーの充実ぶりには目をみはるものがあります。





 

パイオニア S-1EX-LTD


 各ユニットから聴取者までの距離をそろえるために、バッフルをスプーンの底のように曲面にした美しいスピーカーです。ブラックの仕上げもとてもきれいでした。私はスピーカーの自作の勉強のために、カットモデルのネットワークを覗いて見ました。するとミッドとツイーターのネットワークには空芯コイルとフィルムコンデンサーが使われ、ミッドとウーハーのネットワークには鉄芯コイルと電解コンデンサーが使われているようです。

 海外メーカーのハイエンド機は、ミッドとウーハーのクロスにも、巨大な空芯コイルとフィルムコンデンサーを投入しているものもありますが、やはりそれはコスト的に厳しかったのでしょうか。コンデンサーは黒いシールが巻かれており、銘柄までは分かりませんでした。


写真上A-A6 写真下PD-D6


A-A9

パイオニア A-A6 PD-D6 A-A9


 久々のピュアの機種です。丸みを帯びたフロントパネルが印象的な清潔感とある種の官能的な曲線を持つ外観です。発売される価格を係りの方に聞きましたら、各10万円台くらいになるのではないかとおっしゃっていました。また、プレーヤーはSACDプレーヤーですのでi-Linkを搭載しているかどうかも尋ねたところ、i-Linkは搭載しないとのことでした。理由はマルチチャンネルではi-Linkの利点が生かせても、2chではコスト的に厳しいとの答えでした。ピュア2chの低価格帯の製品でi-Link接続でSACDを聴くのは本当に難しいと実感させられます。

(平成18年09月23日)

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