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A&Vフェスタ2006訪問記その1

〜A&Vフェスタで見てきた事などを紹介しています。〜

A&Vフェスタ2006訪問


 一昨年、2004年のAVフェスタに行って楽しんできましたが、昨年2005年は都合がつかず、行くことができませんでした。ことしは幸運にも?都合がつき、時間も十分に取れたので、AVフェスタ2006にいって、今と今後のオーディオがどのような方向にいくのか見に行き、同時に楽しんで来ることにしました。



 AVフェスタは、横浜みなとみらい21地区にあるパシフィコ横浜で行われていますが、私がおととし行ったときには、東横線で桜木町までいって、そこから歩いて会場へ向かいました。ところが街の遷り変わりは早く、東横線の横浜〜桜木町間は廃線になってしまい、新たに、横浜〜元町中華街までの、みなとみらい線ができていました。みなとみらい線なら、パシフィコ横浜のすぐそばの駅までいけますが、少々運賃が高めなので、私は桜木町までJRを利用して、会場までてくてく歩くことにしました。(笑)





 昔いつか行ったときは入場料を取られたような記憶がありますが、今回はありがたいことに入場無料です。それともオーディオがますます下火になったので、入場無料は苦肉の策なのでしょうか。考えてみると、入場者で盛況なモーターショーやゲームショー、ホビーショーなどは、みな入場料を取られたような気がするのですが・・・。



 開場まで少し時間があり、私を含めお客さん達が並んでいます。平日にもかかわらず、盛況のようです。事前に登録をすませてから、このあと入場します。

フォステクスカンパニー


 フォステクスのブースです。おととしこのブースでマグネシウム振動板を持つユニットMG850の試作品が展示されており、紙のユニット=フォステク と勝手に想像していた私は、とても驚き、この小さなユニットにとても魅力を感じました。しかし、その後、限定頒布され、購入者に届けられるのは今年の9月下旬と、ずいぶん遅れてしまいました。技術的に相当難しかったのでしょうか。それとも、他に研究開発を集中させるプロジェクトがあったのでしょうか。

 

 さっそくブースに入ります。フォステクスのブースは中2階に設置されており非常に静かな環境で、試聴や落ち着いて見て回るのには最高です。



FOSTEX T500AU

 

 マグネシウム振動板をもつラボラトリーシリーズの旗艦モデルだそうです。限定ではなく、レギュラーユニットとして販売されるのはうれしいことです。このホーンツイーターは値段から言っても、能率からいっても、ホーンドライバーやハイエンドスピーカーに適当なモノのようなので、残念なことに私には無縁なようです。



FOSTEX T250D

 

 マグネシウム振動板をもつドーム型のツイーターです。フレームは高比重な樹脂製だそうです。係りの方に聞いたところ、通常の丸型ではない複雑な形状のフレームは、少しでもウーハーとの距離を近づけるために、こういう形状になっているそうです。しかし、自作ビルダーからすると、このフレームの形状をバッフル板にザグリを入れるのは、とても難しそうです。表示では平成19年初旬発売予定となっています。MG850のように発売が延び延びにならないことを祈るばかりです。



FOSTEX FW405N






 あたらしく型番に"N"がついてますが、どこがどのように新しくなっているのか、係りの方に聞くのを忘れてしまいました。



FOSTEX W400A-HR












 凄まじく巨大で見るからに物量が投入された40cmのウーハーユニットです。前モデルのW400Uとはフルモデルチェンジの感があります。"HP"コーンではなく"HR"コーンの形状もこれだけ径の大きい振動板だとかっこよさをとおりすぎて、畏怖すら覚えます。亜鉛ダイキャストとフレームの太さも尋常ではありません。

 係りの方に聞いたところによると、従来の黄色い振動板のHPコーンとこの黒い振動板のHRコーンは、HP振動板の直線部にラウンドをつけて形状を若干変更したので"HR"コーンとしたのだそうです。ですからNHKのモニターであるRS-N2と、商用モデルのRS-2のユニットのコーンでは、色が黄色と黒でそれぞれことなりますが、HPコーンとHRコーンでそれぞれ形状も異なるそうです。

 当然それに合わせて金型も新たにこしらえたとのことで、わずかな差異に金型まで変更するとは、すごい執念と資金力に関心するばかりです。ちなみに近年では有限要素法解析(FEM解析)のシュミレーション技術が進み、こうした解析や変更がしやすくなったそうです。

 個人的には、より小口径のHR振動板のモノが欲しいので、今後の展望を係りの方に聞きましたら、40cmを手始めに30cm、そしてより小さい径のモノへとシリーズ化の計画もあるとの事でした。私は小口径のユニットが好みなので「FW108HRとかFW88HRとかできませんか?」とお願いしたところ、係りの方からは苦笑いをされてしまいました。小口径のHR振動板モデルも、いつか登場すると期待して、気長に待つこととします。



FOSTEX FE208ES-R










 言わずと知れたFOSTEXのフルレンジの最高峰となるモデルです。長岡先生の設計されたD-58やネッシーを所有されている方はこのユニットの登場を首を長くして待ち望んでいたと思います。仕様をみてみると、いままでのフェライトマグネットに変わりアルニコマグネットの採用。何を紙に混ぜ合わせたのかは不明ですが、高剛性のハイブリットコーン。ラジアル抄紙。と、従来のESシリーズとかなりの変更されているようです。

 フレームも従来のアルミダイキャストからアエンダイキャストに変更されています。支柱の本数も減ったでしょうか。以前は振動板とほぼ同じ大きさの巨大なマグネットが、振動板の裏を塞いでいましたが、アルニコマグネットのこのモデルは振動板の裏の音圧の抜けが良さそうに思います。

 上記で紹介したW400A-HRをウーハーに、FE208ES-Rをミッドバスに、そして何か高性能なドライバーホーンをミッドに、そして、T500AUをスーパーツイーターとして、マルチシステムを組んでみたいですが、こんなシステムは、資金力とリスニングルームの容積と防音に恵まれた方だけに許される事でしょう。

(平成18年09月21日)

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